国指定文化財 [楞厳寺山門(りょうごんじさんもん)]

【建立】 室町時代 応安7年(1374)
【様式】 禅宗様式 四脚門 切妻造り茅葺き
【規模】 間口3.7m、奥行3.8m
この門は禅宗様式の四脚門である。主柱を高くのばし平三斗組(ひらみつとぐみ)で梁木(はりぎ)を受け、控柱(ひかえばしら)も平三斗組で桁(けた)および繋虹梁(つなぎこうりょう)を受けている。柱間には扉や壁がなく、全部吹抜けである。軒は、一軒繁垂木(ひとのきしげたるき)であるが、後年の補修で内法貫(うちのりぬき)、飛貫(ひぬき)、頭貫(かしらぬき)の各鼻には、それぞれ異なった繰形の木鼻を飾り、また虹梁の下には花模様付の錫状彫(しゃくじょうぼり)が施されている。屋根は、切妻造りの茅葺きで全体に簡素で優れた山門である。