建築物等の総合的な安全対策について
◆ブロック塀等の倒壊防止策について
建築物の塀(ブロック塀や組積造の塀)については、建築基準法により必要な構造等が規定されており、十分な安全性を備えることとされています。
地震による倒壊被害を防ぐため、ブロック塀等の所有者は、所有する塀の安全点検を実施し、適正な維持管理をお願いします。
安全点検の結果、危険性が確認された場合には、付近通行者への速やかな注意表示等及び補修、撤去等を実施して下さい。
茨城県のホームページでは、ブロック塀の点検を行う際のチェックポイントを公表しています。
下記ホームページを参考に、所有する塀の安全点検を実施してください。
茨城県ホームページ(新しいウインドウで開きます)
◆感電ブレーカー設置による通電火災防止策について
地震発生時の強い揺れによって転倒した電気器具による火災など,電気を起因とする火災の発生が指摘されています。
大地震時の電気火災を防ぐには,揺れを感知し自動的に電気を止める「感電ブレーカー」の設置が有効です。
設置するにあたっての留意事項等については経済産業省のホームページ(新しいウインドウで開きます)を参考にしてください。
◆家具の転倒防止策について
近年の大地震では,地震による建築物被害が無い場合でも,家具の転倒や散乱によってけがをしたり,避難が遅れるなどの人的被害が多く見られます。
避難経路や寝る場所の近くに家具を置かないようにしたり,転倒防止器具により家具を固定するなど,地震時に備えた家具の配置を心がけましょう。
◆ガラス等の落下防止策について
地震発生時にビルの窓ガラスが飛散したり,外壁タイルの落下,屋外広告物の落下などの事故が発生しています。
日常的な点検のほか,ガラスに飛散防止フィルムを貼るなどの改修を行い,事故を未然に防ぐよう対策を行いましょう。
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- 2018年6月25日
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