エアコンや扇風機からの火災にご注意ください!
これから気温が上がるこの時季は、エアコンや扇風機の火災が増えるおそれがあるとして、NITE=独立行政法人製品評価技術基盤機構が注意を呼び掛けております。
笠間市では、現在のところエアコンや扇風機を原因とする火災は発生していませんが、NITEによりますと昨年3月までの5年間に全国で373件報告され、5人が死亡しているとのことです。
このうちエアコンの事故件数は272件、扇風機の事故件数は101件となり、エアコンの事故では、「電源コード類の改造や不適切な修理、接続(ねじり接続、延長コードとの接続等)により異常発熱・発火」が最も多く35件発生しています。
扇風機の事故では、「長期使用によって絶縁劣化や接触不良、断線等が生じて異常発熱・発火」が最も多く52件発生しています。
発火実験で燃え上がる扇風機の写真
(写真提供:NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構))
[火災を防止するための主な注意事項]
- 電源コード類は改造や不適切な修理、接続を行わない
- エアコンの洗浄を行う際は、購入店またはメーカーの修理窓口に相談する
- 製造から長期間経過した扇風機は、就寝時や人がいない場所では使用しない
- 焦げくさい臭いや異音、異常な振動がある、動作が不安定になる、部分的に熱くなる等、平常時と違う様子がある場合は、使用を中止して電源コードを抜き、購入店またはメーカーの修理窓口に相談する
正しい取り扱い方法を知り、事故の予兆に早めに気がつくことで未然に防止できるものが多くあります。
詳しくは下記のNITE=独立行政法人製品評価技術基盤機構のページよりご覧ください。
NITE独立行政法人製品評価技術基盤機構 注意喚起ページ
http://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2015fy/prs150625.html
問い合わせ先
- 2015年7月1日
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