地域の見守り活動を行う「協力員」を募集しています!
笠間市では、「地域包括ケアシステムネットワーク事業」を実施しています。この事業は、市と地域の民間企業、地域住民が連携して、在宅の高齢者の方や支援が必要と思われる方に対し、見守りを実施し、日常生活における問題を早期に発見することで、家族や地域社会から孤立することを防止し、住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、支援体制構築を目的としています。
安心して暮らせる地域づくりを、今後さらに進めていくためにも、見守り活動にご賛同、ご協力いただける「協力員」を募集しています。
◆見守り活動とは
日常生活の中で、身近な高齢者の方や、支援が必要と思われる方の『異変』に気づいたら、笠間市へ通報・連絡をしていただきます。
また、行方不明や身元不明が発生した場合に、市から提供された情報を元に、似た特徴の方を見つけた、知っていた場合の、市や関係機関への情報提供をお願いしています。行方不明等の情報は、防災行政無線や「かさめ~る」でも発信してますが、協力員の皆さんには、行方不明者のご家族の同意のもと、より詳細な情報を、メールやFAXを使用して、市から発信します。
長く活動を継続していただくために、協力員の見守りは、日常生活に負担がない程度で、ご協力をいただいています。
見守り活動や行方不明・身元不明発生時の情報提供依頼のどちらも、実施にあたっては、『誰が誰を見守る』という義務的なものではありません。また、特別なことは一切行うことはなく、個人のプライバシーに配慮いただきながら、日々のさりげない見守りにより、異変に気付いたときに、皆さんの善意により通報・連絡をお願いするものです。
●行方不明・身元不明が発生した場合の対応を行う仕組みである「行方不明高齢者等SOSネットワーク」の詳細については、「笠間市行方不明高齢者等SOSネットワーク」のページをご覧ください。
◆『異変』とは
下記のような具体例が考えられます。そのほか、気になることを見つけた場合にも、情報提供をお願いしています。
なお、『異変』を見つけた際に、その方が倒れていたり、犯罪の可能性があったりなど、緊急性が高い場合には、消防署・警察署へ直接、通報・連絡するようお願いします。
【異変の具体例】
・新聞や郵便、乳製品等の配達物がたまっている。
・同じ洗濯物が、何日も干したままになっている。
・家の明かりがついたまま、または、消えたままになっている。
・晴れているのに、何日も雨戸が閉まったままになっている。
・玄関の戸が開けっ放しになっている。
・定期訪問してもおらず、数日間、連絡が取れない。
・最近、ゴミ出しなどで、姿が見られない。
・不審なセールスマンや見慣れない人が出入りしている。また、家の中に同じ商品が大量にある。
・対象者に対する怒鳴り声が聞こえる。虐待の可能性がある。
・最近、顔色が悪い。また、家に閉じこもりがちである。
・持病があるのに、定期的な診察に来なくなった。行かなくなった。
・道に迷って困っている。
・夜中や早朝に歩いている。雨の日に傘を差さずに歩いている。
・寝巻き姿や季節外れの身なりをしている。
・靴を履かずに、裸足やスリッパのままである。
・路肩や道端に座り込んでいる。長時間、同じ場所に居続ける。
・うろうろと同じところを歩いている。
◆申込方法
〇窓口での申込
高齢福祉課・笠間支所保険福祉課・岩間支所保険福祉課で、「見守り活動参加申込書」を提出することで、申込できます。
〇電子申請での申込
下記URLより、申込できます。
【URL】https://apply.e-tumo.jp/city-kasama-ibaraki-u/offer/offerList_detail?tempSeq=67707
◆既に協力員として活動している方が活動を中止する場合
〇窓口での申出
高齢福祉課・笠間支所保険福祉課・岩間支所保険福祉課で、「見守り活動中止申出書」を提出することで、申出できます。
〇電子申請での申込
下記URLより、申出できます。
【URL】https://apply.e-tumo.jp/city-kasama-ibaraki-u/offer/offerList_detail?tempSeq=68468
問い合わせ先
- 2025年3月25日
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