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意見に対する市の考え方(第2期笠間市立学校適正規模・適正配置基本計画(案))

提出方法別人数
提出方法
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1
郵送
1
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0
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0
合計
2
意見の公表
 
 
 
 
意見等の概要
意見数
市の考え方(対応)

将来の子どもの減少に伴う、適正規模の推移は教育界だけでなく、学校区や地域の商店街、会社、医療、住民にも多大な悩み、不安が生じます。そこで、教育委員会、学校及び保護者、卒業生や関係者が一同に会し(地域別)対面で協議し、現況の推移と問題及び課題を横断的に共有する場を開催していただきたい。

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少子化に伴う学校の適正配置の見直しは、学習環境や遠距離通学に対する子どもたちの不安など、多様な課題に取り組むことであり、教育環境の充実に向けた多角的な視点から、未来の子どもたちのために、学校の適正配置を推進していくべきものと考えております。
このことから、学識経験者や学校代表者などで設立する「笠間市立小中学校学区審議会」の委員に、市内各小中学校のPTAや各幼稚園・保育園等から保護者の代表者を選出していただき、子どもたちの将来のために、審議を進めてまいりたいと考えております。
また、学校は地域コミュニティの拠点であり、まちづくりに重要な役割を果たしていることから、学校・保護者・地域社会が連携し、将来を担う子どもたちに、より良い教育環境の整備を図ってまいりたいと考えております。

読解力や数学的応用力、理科的な応用力等の学習到達度の向上や体力の強化を往往にして競っているように感じられますが、そのための先生方の御苦労や子どもの悩みもあろうかと思いますが、具体的に何があるか、一般論で結構ですので教えてください。

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現在、学習面については、全国学力・学習状況調査や茨城県学力診断のためのテストが実施されています。また、体力面については、全国体力・運動能力、運動習慣等調査が実施されています。これらは、児童生徒の学習内容の理解度、運動能力の状況を把握・分析することにより、施策の成果と課題を検証し、その改善を図るとともに、子どもの学習面、体力面の能力向上に関する継続的な改善サイクルを確立することを目的としています。本市でもこうした調査結果を受けて、教育施策の方向性を定めるとともに、各種取組の検証を継続的に実施しているところです。

やはり笠間らしさとは何か。ワクワクする魅力と笠間の自然景観と歴史にフィットしたことに特色ある学びがあろうかと思いますが、2、3例強調していただきたい。

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本市ではICT教育、英語教育、郷土教育を3本柱に教育を推進しております。
児童生徒が目指すゴールは、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成、間違いを恐れずに伝え合おうとする態度の育成、異なる文化に対する寛容な態度の育成、郷土の歴史や文化への理解を深め、外国の人へ発信できる力の育成、自律した学習者として、生涯にわたり英語を学び続ける態度の育成です。学んだ英語を生かし、オンラインを活用した台湾の小中学生と英語による交流を行っています。
市独自採用の英語指導助手を市内各校に配置していることや市独自作成の「笠間志学(副読本)」を使い、笠間市の自然や特色、よさ等を9年間を通して学習しているのも魅力と考えます。笠間を知り、笠間を学び、体験しする、笠間を発信するというテーマで行っております。

幼児期及び小学生9歳くらいの教育に五感重視とモンテッソーリ教育を取り入れていただきたい。

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幼児期から小学校への円滑な接続を図るため、本市では保育者と小学校教員による協議の場を設けております。また、体験を重視した活動に力を入れております。

小学生10歳から中学生には、アクティブラーニング手法によるSDGsの解決に野外活動で実証的なフィルドワークをベースにチャレンジしていただきたい。

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市内小学校では、総合的な学習の時間をとおして、筑波山地域ジオパークや霞ケ浦環境科学センターと連携し、出前授業を行なって課題を設定したり、実際に現地に赴き、課題に対して調べ学習を進めたりする授業を展開しております。
笠間市内には高等学校や特別支援学校があるので、必要に応じて連携を強化していきたいと思います。

やる気のある人ともっと深堀したい子ども達には、ギフテッドがあるので、STEME教育を検討していただきたい。

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本市では、県の学校教育指導方針に合わせ、中学校で数学科・外国語科(英語)、小学校で算数科において習熟度別の学習を進めており、一人一人の学力に合わせた学習環境の提供を図っているところです。
ご指摘の「STEM教育」に関しては、市内学校でプログラミング教育が充実できるように、市教委で「ロボホン」10体、「LEGOマインドストーム」10機の貸し出しを行なっております。また、理科の授業でも原子力・エネルギー教育支援事業の補助金を利用し、小学校では電気の実験に利用できる教材を、中学校には放射線を可視化できる教材を整備して、児童生徒の関心がより向上できるようにしております。

金融リテラシー教育を取り入れてください。

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小中学校の教育課程における金融経済教育は、お示しいただいた資料No.14にもありますとおり、主に家庭科及び社会科において行われています。特に家庭科では、小学校段階で買い物のしくみから、生活に根差した生計を管理する力の基礎を身に付けます。中学校段階では、家庭生活を営むための収支や消費生活について学びます。ここで売買契約、クレジットカードやネットを介した通信販売など身近な消費について学習し、消費者として自立していくことを学んでいきます。将来を生きる児童生徒にとって、金融を巡る社会環境の変化に対応するため、正しい知識を身に付け、金融リテラシーを向上させることは必要であるため、本市においても引き続き金融経済教育を推進してまいります。

不登校、いじめ、虐待や親と子とのかかわり方で、問題点や自殺等が発していることは現実である。子供は地域の宝であるので、ストレスに打ち克ち、逆境を乗り越え、どんな困難にもへこたれないレジリエンス(折れない心)を身につけていただきたい。

 

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近年、子どもたちを取り巻く環境が大きく変化す中、不登校、いじめ、虐待、自殺等増加傾向にあり、極めて憂慮すべき状況にあります。こうした状況を踏まえ、どのような困難や課題にもへこたれないレジリエンスを身につけることは大変重要なことです。本市では、子どもたちの「自分も一人の人間として大切にされている」という自己存在感や自己肯定感、「他者のために役に立った、認められた」という自己有用感を育むことを大切にしています。また、筑波大学教授の協力のもと、中学生を対象に「社会的孤立・孤独の予防教育」を実施しています。そこでは、ひとりでも楽しい過ごし方や相談できる場所、SOSの出し方を学んでいます。

第1期の計画で、北東部の小中学校が、統合されたが、その後小中学が、廃校になった地区は、今どのような状況であるか、統合を行った笠間小学校・笠間中学校にどのような負担をかけているか確認して新計画に反映させるべきである。
 水戸市は統廃合は実施しない方針に転換した。他の市町村の状況も調査を実施し参考にすべきであり、住民台帳を見て、今後の児童数を予測し、次の第3期計画を策定するのではなく、いかに笠間に引っ越しして住んで頂く若い世代を確保することが、解決の道である。
 学校適正規模・適正配置の問題は、オール笠間の英知を終結する問題であろうと思う。

 

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第1期の学校適正規模・適正配置実施計画で統廃合した学校は、佐城小学校、東小学校、箱田小学校、東中学校で、小学校は笠間小学校に、中学校は笠間中学校にそれぞれ統合されました。跡地利用については、民間企業への貸付等に利活用しており、地元かさまの栗を使ったカフェ事業や認定こども園事業など、さまざまな事業を展開することで、若い世代の雇用環境も確保され、地元市民とふれあうことで、地域の活性化にも繋がっております。
また、学校の統廃合によって、児童生徒や保護者にとって負担にならないよう、スクールバスの運行による遠距離通学支援や学用品の購入補助等、さまざまな支援を行いました。さらに、学習環境の取り組みとしては、統合前に統合校同士で交流の場を設けるなど、統合後に学校に馴染めるよう児童生徒への心のケアに配慮した取り組みを行っております。
水戸市の学校については、統廃合を実施しない方針との考えはお伺いしておりますが、笠間市の適正規模・適正配置基本計画では、「望ましい学校規模(学年複数学級の編成:2クラスの確保)」を基本方針に定め、適正規模に達しない学校を適正配置の対象校として、地理的条件や地域の実情等に応じて、適正配置の見直しをするものとしております。
学校は地域コミュニティの拠点であり、まちづくりに重要な役割を果たしていることから、学校・保護者・地域社会が連携し、将来を担う子どもたちに、より良い教育環境を構築するため、現状の課題等を整理したうえで、適正配置実施計画の策定に向けて取り組んでまいります。

 

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは秘書課です。

〒309-1792 笠間市中央三丁目2番1号

電話番号:0296-77-1101 ファクス番号:0296-78-0612

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