トラックや重機の盗難にご注意ください。
今年に入ってから,普通乗用車に加え,トラックや油圧ショベル等の建設重機の盗難被害が急増しています。
2トンから4トンクラスのクレーン付き車両の被害が特に多く,被害現場は囲いや門扉が設置されていない資材置き場や工事現場,空き地などです。
昼夜を問わず盗難が行われている状況ですので,重機を所有している方は次の点に注意して対策をしましょう。
【車両に行う対策】
(1)隠しスイッチを設ける。
車両に乗り込めたとして,エンジンがかからないと運転して逃げることができません。
エンジン始動が不可能になるスイッチをわかりづらい場所に設置すれば,盗難防止に有効です。
(2)GPS装置の取付け
車両の位置情報を特定できるGPS装置は,車両の盗難時に効果を発揮します。
(3)ハンドルロックの取付け
強固なものを取り付けると破壊にも時間がかかるため,犯人が敬遠します。
※詳しくは自動車関連業者へご相談ください。
【保管場所で行う対策】
(1)門扉や囲いの設置
容易に破られない,強固な施錠製品を使用し,侵入を防ぎましょう。
(2)センサーライトや警報機,防犯カメラの設置
明るい場所,大きな音,監視の目は,犯行を断念させる効果が期待できます。
(3)障害物の設置
盗難した車両が道路に出られないような障害物の設置も効果的です。
重機は非常に高額です。
所有者の皆さんは,管理方法や保管場所等をもう一度見直してみてください。
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- 2019年7月30日
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