市民の声 詳細
笠間ボルダー(佐白山)について
みなさんからの声(原文)
笠間ボルダー(佐白山)で、ボルダリングをさせてもらっているものです。ですので、このような提案は身勝手かもしれませんが、最近のボルダリング人気で山に入る人が増え、獣道の土が減ったり(削れたり)して荒れてきたように思います。また、人気の岩の周りの土も減ってきたように思います。このままでは、山が荒れボルダリングが出来なくなってしまうのではないかと危惧しております。
何か笠間市主催(協賛?)で笠間ボルー保全のためのイベントのようなもの(クライミングのメッカである長野県の小川山ボルダー<廻り目平キヤンプ場近辺>では、年に一回クリーンクライミングというイベントが開かれていますが、似たようなイベント)を笠間ボルダーでも開催してはいかがでしょうか?
例えば、土を運び環境を保全するイベントや苗木を植えるイベントなど
ゴールデンウィーク以降はクライマーも減るので、その前(つつじ
祭りの前あたりの日程で)に笠間ボルダー感謝祭的1日イベント
こういったイベントを開催することで、クライマーのマナー向上につながりますし、笠間市(や地域の人)が佐白山をどのように守っていきたいのかを我々クライマーが知るよいきっかけになると思います。
大黒岩が登攀禁止になったことで、今後笠間ボルダーがどうなっていくのか?と興味を持っている人が多いと思いますので、よいタイミングなのではないかと思います。
もし、何か行政としてのお考えや我々クライマーに対する要望がおありでしたら、それをお教え(回答)いただければ、少なくとも私の仲間にはそれを伝えていこうと思っていますので、お返事をいただければと思います。(40代男性)
回答結果
この度は、貴重なご意見ありがとうございます。
佐白山周辺につきましては、茨城県立自然公園、市指定遺跡笠間城跡(佐白山頂周辺)、筑波山地域ジオパークジオサイト(笠間盆地)など様々な環境におかれています。
特に笠間城跡を含む市指定史跡は、笠間地域を治めた歴代領主の本拠地で、笠間市文化財保護条例に基づき保護を行っており、規制等がかかっています。
したがいまして、ご提案いただきましたイベント等の開催については、現在のところ考えておりません。
自然地形を利用した山城跡等は、現状のまま、後世まで歴史資源を残すことを第一としておりますので、今後著しく現状が変更されるようであれば、クライミング行為を禁止させていただく可能性もございます。
その場合は何卒ご理解いただければと存じます。
担当課
資源循環課、商工観光課、生涯学習課
※回答当時の内容のため、最新の情報とは異なる場合があります。
詳しくは担当課に直接お問い合わせください。