市長コラム「石と陶を国立競技場に」(平成28年9月)
「石と陶を国立競技場に」

 本市には、地場産業として稲田の石と笠間焼があります。現在、国では2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会のメイン会場となる新国立競技場の整備事業を進めていますが、先の東京オリンピック開催時には、国立代々木競技場や駒沢オリンピック公園に稲田石が活用されました。茨城県の石に選定された花崗岩であり、白さと美しい光沢、そして耐久性も兼ね備えた石質は評価が高く、明治以降の著名な建築物からモニュメントまで、全国各地で使用されています。最近では、東京駅丸の内広場の整備にも使われました。
 この稲田石が年月を経て風化して粘土になり、作られているのが笠間焼で、壁面や通路を飾る陶板レリーフなどが、建築物では活用されています。
 このような中、市では稲田石材商工業協同組合、笠間焼協同組合と共に新国立競技場への石材や焼き物の活用を図っていただこうと、関係機関へのPRを行っています。
 来る東京オリンピックで日本人選手、できれば笠間市出身の選手(?)の活躍を稲田の石や笠間の焼き物が活用された新競技場で見られることも期待しながら取り組んでまいります。
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- 2016年9月8日
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