生活習慣病の予防について
生活習慣病について
生活習慣病とは
生活習慣病とは、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、病気の発症・進行に関与する疾患群であり、がん(悪性新生物)や心疾患(狭心症や心筋梗塞などの心臓病)、脳血管疾患(脳梗塞や脳出血など)、糖尿病、腎臓病などが含まれます。但し、生活習慣病の発症には、生活習慣病だけではなく遺伝的要因や社会環境要因などの複数の要因が影響するという点に配慮が必要です。
また、生活習慣病は、若いときからの対策が大切になってきます。食生活などの生活様式が多様化し、若い方でも生活習慣病を発症する場合があります。1日でも早く、肥満や過度の飲酒、喫煙などの生活習慣を見直し、病気の発症を予防していきましょう。
不健康な生活習慣の積み重ね (食べ過ぎ・飲み過ぎ、運動不足、睡眠不足、喫煙、ストレス過剰など)
↓
内臓脂肪が蓄積 (腹囲の数値が基準を超える、高血圧、高血糖、脂質異常など異常値がでる)
↓
メタボリックシンドロームの状態(内臓脂肪蓄積の状態に加え、高血圧、高血糖、脂質異常が組み合わさった状態)
↓ ※メタボは重大な生活習慣病の前段階
動脈硬化が急速に進む(自覚症状はないままに血管に悪影響がおこる)
↓
命に関わる病気の発症
発症予防・重症化予防をするには
生活習慣病は、自覚症状がないままに進行していくため、定期的な健康診断を受けることが重要です。健診を受けることで、メタボリックシンドロームに該当していないか、検査値に異常はないか、過去と比べて数値が良くなっているか、悪化しているかを見ることができます。健康診断を毎年受けて生活習慣を振り返るきっかけにしましょう。
笠間市の特定健康診査を受けた人の結果を見ると、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシーと読み、1~2ヶ月にわたる血糖コントロールの目安を表します)の値が約10人に7人が基準値(5.5%以下)より高いという結果でした。また、収縮期血圧やLDL(悪玉)コレステロールも約2人に1人が高いという結果がでています。

特定健康診査でわかること
特定健康診査とは、生活習慣病予防のため、対象者(40~74歳)の方にメタボリックシンドロームに着目した健診を行います。
検査内容は、血圧測定・尿検査・血液検査・心電図検査・眼底検査・腹囲測定などになり、メタボリックシンドロームや高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を早期発見し、早期対策に結びつけることが目的です。
生活習慣病の予防のために、自分の生活習慣を見直すきっかけにしましょう。
特定保健指導の対象者になったら・・・

特定保健指導とは、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善により生活習慣病の
予防効果が多く期待できる方に、専門スタッフ(保健師や管理栄養士など)が生活習慣
を見直しサポートをするものです。
・腹囲 (男性85cm以上、女性90cm以上)
または
・BMI 25以上
の状態に、血糖(HbA1c5.6%以上)・脂質(空腹時中性脂肪150mg/dl以上・随時中性脂肪175mg/dl以上またはHDLコレステロール40mg/dl未満)・血圧(収縮期血圧130mmHg以上拡張期血圧85mmHg以上)・喫煙習慣などの項目によって、積極的支援・動機づけ支援に判定されます。
上記に該当した方には、特定保健指導のご案内をしています。
特定保健指導では、食事や運動、そのほか生活習慣での改善点を見つけ出し、取り組めそうな目標を立てます。改善のためのサポートを受けながら、約3ヶ月取り組んでいただき、数値の改善を目指します。
健診は受けたら終わりではありません。結果をしっかりフォローし、その後の健康や生活習慣の改善につなげてください。
生活習慣改善のヒント
栄養バランスのとれた食生活
忙しいときや外出の際には、食事を丼ぶりものや麺類だけで済ませてしまうことはありませんか。単品では栄養バランスが偏りがちになります。主食・主菜・副菜を組み合わせて、適切な量の食事をバランスよくとりましょう。
塩は控えめにしよう
塩をとり過ぎると、血圧が上がって循環器疾患のリスクが高まったり、胃がんのリスクが上昇したりします。日本の食生活では、伝統的にしょうゆやみそ、漬物などを用いた調味料や食品を多くとる傾向があります。低塩の調味料を使用したり、風味付けに香味野菜を使うなど、できるところから減塩に取り組んで、徐々にうす味に慣れていきましょう。
野菜をたくさんとろう
野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。毎日しっかりとることが、がんや循環器疾患、糖尿病の予防のために大切です。
野菜がからだによいことが分かっていても、今まであまり食べていなかった場合には、たくさんとることが大変かもしれません。野菜を食べるときには、炒める・茹でる・蒸すなど熱を加えると、かさばらずに食べやすくなります。なお、調理するときには塩分を取り過ぎないように注意しましょう。
適正体重を保つ
体重は健康と栄養状態の目安として重要です。太り過ぎはがん、循環器疾患、糖尿病などの生活習慣病の原因となります。自分の適正体重を把握し、維持するようにしましょう。
自分の適正体重は、Body Mass Index(BMI、体格指数)という指標で知ることができます。
BMI=体重(kg)÷身長(m)²
BMIが25以上の方は肥満に該当します。日常的に体重測定を行い、適切な体重を維持しましょう。
禁煙する
喫煙はがんをはじめ、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、結核などの呼吸器疾患、2型糖尿病、歯周病など、多くの病気と関係しており、予防できる最大の死亡原因であることが分かっています。
たばこの煙の中には合わせて約5,300種類の化学物質が含まれており、この中には約70種類の発がん性物質も含まれています。これらの有害な物質は、たばこを吸うとすぐに肺に届き、血液を通じて全身の臓器に運ばれ、DNAに傷をつけるなどしてがんの原因となります。
禁煙はやめたその日からさまざまな病気のリスクを軽減できます。やめたくてもやめられない場合は、禁煙外来で効果的な禁煙補助薬を利用できる場合もあります。
適度な運動
普段から元気にからだを動かすことで、糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、足腰の痛み、うつ、認知症などになるリスクを下げることができます。例えば、今より10分多く、毎日からだを動かしてみませんか。
無理なく楽しんで継続できるウォーキングなどの運動や、こまめに家事をする、駐車場はあえて遠いところに停めてみるなど日常の中で活動量を増やせるように意識しましょう。
出典:「生活習慣病などの情報」(厚生労働省健康づくりサポートネット)(外部サイトへリンク)
健康相談の詳細は、「健康相談(市公式ホームページ内)」をご確認ください。予約は健康医療政策課へ電話のほか、市ホームページ(新規ウインドウで開きます)からもできます。
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは健康医療政策課です。
〒309-1734 笠間市南友部1966番地1(地域医療センターかさま 行政棟)
電話番号:0296-77-9145 ファクス番号:0296-77-1107
- 2026年7月13日
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