技術と多様性で挑む女性が創る明日のものづくり
笠間市は、年齢や性別、国籍、障がいの有無、性的指向などにかかわりなく、一人ひとりが尊重され、多様な人たちが活躍できる「ダイバーシティ社会」の実現を目指しています。
ダイバーシティ社会の実現に向けて、笠間市では「意識の醸成」「職場や生活環境の整備」「広い視野・多様な価値観を持つ人材の育成」の3つの方針をいばらきダイバーシティ宣言に登録し、取り組みを進めています。
今回は「意識の醸成」の取り組みとして、令和6年11月にいばらきダイバーシティ宣言を行った『サンエツ工業株式会社』を紹介します。
![]() 「従業員の皆さん(社屋前)」 |
団体名:サンエツ工業株式会社 |
ダイバーシティ宣言を行ったきっかけは
弊社の従業員は226名(R7.3月現在)ですが、そのうち女性従業員の割合は6割を占めています。ダイバーシティの取り組みは、弊社の企業理念と相通じるものがあり、ますます意識を高めるきっかけになると考え宣言させていただきました。
具体的な取り組みを教えてください
本人の希望を尊重した働き方ができるよう、女性管理者10%を目標に教育を進めています。
また、敷地内に”アイディアがひらめく第3のスペース”としてS Garden(食堂、カフェ、コワーキングスペース、トレーニングジムを兼ねた建物)を増築し、従業員同士の親睦を深めるのみならずお客さまとのコミュニケーションがはずむ空間を実現しました。
工場内は24時間空調管理の徹底・LED証明を搭載し、明るく、働きやすく、地球にも優しいを実現する職場環境となっています。
今後について
女性のみならず、男性への産休育休取得を積極的に推奨していきます。
また、新たな価値を創出できる人材育成のために、社内外への教育を実行します。地域住民や従業員のニーズに即し、前例のないことにも積極的に取り組むことにより、自然と社会やお客様から求められる企業がつくられていくものだと考えています。
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![]() 「S Garden(アイディアがひらめく第3のスペース)」 |
![]() 「ダイバーシティ宣言書」 |
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![]() 「製造機械」 |
![]() 「並ぶ製造プラスチック製品」 |
この記事は広報かさま令和7年4月号に掲載した内容です。
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- 2023年2月2日
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