従業員一人一人が幸福で笑顔であることを目指して
笠間市は、年齢や性別、国籍、障がいの有無、性的指向などにかかわりなく、一人ひとりが尊重され、多様な人たちが活躍できる「ダイバーシティ社会」の実現を目指しています。
ダイバーシティ社会の実現に向けて、笠間市では「意識の醸成」「職場や生活環境の整備」「広い視野・多様な価値観を持つ人材の育成」の3つの方針をいばらきダイバーシティ宣言に登録し、取り組みを進めています。
今回は「意識の醸成」の取り組みとして、昨年12月にいばらきダイバーシティ宣言を行った『黒澤工業株式会社』を紹介します。
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団体名:黒澤工業株式会社 |
ダイバーシティ宣言を行ったきっかけは
弊社は、年齢や性別、環境、国籍、ハンディーキャップ等を認め合い、日頃から個人が活躍できる職場を目指しています。今回、「いばらきダイバーシティ宣言」をさせていただき、地域社会の皆様から信頼ある企業として認めていただくよう、ダイバーシティの意識をさらに高めるきっかけとなりました。
具体的な取り組みを教えてください
従業員一人一人のアビリティー(能力)を発揮できる環境づくりを全員で行っています。リスキリング(学び直し)の際は、組織全体で目標達成に向かって悩み、考え、成長し、スキルを身に付ける取り組みを行っています。得手不得手もカバーしあうコミュニケーションも重要視しています。
70代のベテラン職人が20代の外国人従業員からタブレットの操作を丁寧に教えてもらったり、製造工場では未経験だったママさん従業員が男性と共に活躍しています。
弊社にとって多様性を認め合うことは無くてはならないことです。
従来の概念を取り払い、従業員の皆さんが幸福を得られる職場環境づくりに取り組んでいます。
今後について
令和3年に、事業拡大に伴い水戸市から現在の笠間市安居へ移転しました。今後は地元に貢献できるよう協力させていただければと考えています。
また、急速なデジタル化に対応すべく、弊社の技術力が半導体需要関連事業に大いに貢献し、社会の公器としての責任を果たし、市民の皆様からも信頼いただけるよう、従業員一同がんばっていきます!




この記事は広報かさま令和6年2月号に掲載した内容です。
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- 2023年2月2日
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