市長コラム「備えあれば憂いなし」（令和元年12月）

備えあれば憂いなし

市長コラム12月号の写真

10月は、秋の台風15号・19号、そして集中豪雨により、東日本を中心に大きな被害が発生し、茨城県も県北を中心に甚大な水害を受けました。
被害にあわれた方々に心よりお見舞いを申し上げます。

笠間市においても道路、河川等で70ケ所以上の被害、そして農産物等への被害もありました。
今回は千葉県の長期停電がありましたが、台風19号の際には本市においても倒木により電線が切断され、最大1,500戸の停電が最長で約12時間におよびました。
　
今回の災害において、災害対策における新たな課題が見えてきました。
市では今後の対策として、内部検討と合わせて11月に防災対策懇談会を開催し、市民の方々から様々なご意見をいただきました。いただいたご意見を踏まえて、今後の取り組みとして避難所の在り方、情報の伝達、停電対策、備蓄品の再検討等について強化・充実を図る必要が出てきました。
取り組みを進めるには予算と期間が必要であり、議会とも議論をして方向性を出してまいります。

その一方で、個人としても災害時の対策について取り組みをすること、危機意識を常に持つこと、そして地域で支え合っていくことが大変重要です。