廃車を再生利用した「アップサイクルカー」を公用車に使用しています
笠間市では、2020年に「プラスチックごみゼロ宣言」、また2021年には第2次笠間市環境基本計画を見直すとともに、「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年のカーボンニュートラル実現に向け、市役所も地域の一事業者として環境負荷の軽減に取り組んでいます。
この一環として、今年度から「カーレポ株式会社(水戸市)」と連携し、市内の路上に散乱したごみ等を回収する軽トラックに、廃車を再生利用した「アップサイクルカー」を導入しています。
アップサイクルカーは、廃車をただ解体するのではなく、リサイクル部品を使用して安全に走れるよう再整備したもので、新車を購入・リースした場合に比べ、廃棄物の発生抑制や資源の有効活用が期待できます。
また、外装にキズやへこみ等をあえて残しているため、狭い山道に入ったり、ごみを載せたりする際にキズを心配する必要がないのもメリットです。
今後は、同社の協力により車両へのラッピングを施しポイ捨て防止をPRするなど、協働の取り組みを強化していく予定です。
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(アップモビリティサービス「Choice!」公式サイトより)
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- 2024年12月16日
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