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意見に対する市の考え方(笠間市景観計画(案)について)

案件名

笠間市景観計画(案)

意見提出期間
令和2年12月9日(水曜日)から12月28日(月曜日)まで20日間
提出方法別人数
提出方法
人数(人)
直接提出
0
郵送
0
ファックス
0
メール
6
合計
6
意見の公表
意見等の概要
意見数
市の考え方(対応)

 魅力的で愛着の持てる街づくりに向けた計画策定、実施にあたって以下の事項に期待する。

・どんな街づくりにしたいのかのコンセプトの策定

・歴史的な背景、経緯の説明

・5つの景観内、景観間の関連とそれぞれの成り立ちの必然性の説明

・ハード面だけでなくソフト面での検討

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 本計画におきまして、それぞれ以下のとおり記載しております。

・コンセプトの策定については、第4章の景観形成基本方針において、笠間市の景観まちづくり理念、景観まちづくり基本方針を記載しています。

・歴史的な背景、経緯については、第1章において計画策定の背景と目的を記載しています。

・5つの景観内、景観間の関連とそれぞれの成り立ちについては、第2章の景観特性の把握、景観構造の整理において、本市における5つに分類した景観資源の関係性を記載しています。

・ソフト面での検討については、第7章の今後の推進体制において、景観に対する市民意識の向上として、ホームページや広報紙等によるPR・情報提供、美化活動の促進などに努めてまいります。 

 菊祭り中の笠間稲荷神社の鳥居から続く神社までの番傘ディスプレイを写真に撮ろうとしている観光客がみられたが、鳥居に電線が架かり残念に感じた。門前は敷石仕立てで綺麗になったので、鳥居に架かる電線も改善できればと思う。

1

 本計画におきましては、公共施設整備における先導的役割として、電線地中化の推進を位置づけており、電線の改善は良好な景観形成に効果があると考えております。

 笠間稲荷神社及びその周辺は、歴史的建造物と現代のまち並みが調和した落ち着きのある景観形成を維持するとともに、観光拠点として賑わいを向上させることが求められますので、ご意見については今後の環境整備の参考とさせていただきます。

 池(野口池)の周囲に歩道や休憩所など整備し、市民が訪れやすい環境や、市野谷から石岡市山崎に通じる道路に自転車レーンを整備を行い、気軽にサイクリングできる環境、笠間湖(ダム)にキャンプ所を整備し自然と戯れる場所を整備して欲しい。  1

 本計画では地区別景観形成方針の自然景観地区として、身近な自然との共生の中で育まれてきた景観や、地域の原風景でもある田畑等の自然的土地利用がなされているエリアを設定しています。このように、自然景観を楽しむためのハード・ソフト整備は、本計画だけでなく他の関連計画とも調整を行いながら、今後の取り組みの参考とさせていただきます。

  陶芸公園、ツツジ山等から本戸方面を眺めた際の、開発行為が原因で削られた山肌の景色は残念に思う。一度壊した自然はなかなか元に戻らない。緑の山に囲まれての『かさましこ』だと思う。  1

 本市では現在、開発指導要綱等に基づき適切に開発指導を行っておりますが、本計画策定後は、一定規模以上の開発行為や太陽光発電施設を景観法による届出対象行為に位置づけ、景観形成基準への適合を求めるとともに、関係法令等と連携しながら、良好な景観の形成を図ってまいります。

 次の3点を策定目的本文に明示して欲しい。

・全体を読めば書いてあることですが市民の関心理解をより深くするため「良い景観は良い環境を生み、良い環境は良い景観を生む」事

・小中学校9年保育幼稚園を含めれば10数年教育施設に通うのですから倫理、論理だけでなく、実際の教育施設の環境、景観を重視整備し、子供の景観、環境への鋭い感性を現場で育むことを目指す旨

・良い景観を新しく作ることは比較的簡単(資金があればなお)と思われますが難しいのは維持管理である事

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 本計画を策定するにあたり、背景と目的では本市の魅力を把握し、現状の課題や景観形成方針について市内全体の状況を踏まえて整理をしています。

 ご意見にある環境の整備や景観の維持管理、景観教育等に関しましては、本市においても重要な部分と認識しており、第7章の今後の推進体制等の部分で、同様の趣旨を記載しております。

 荒々しい気象現象を鑑み治山治水にも関係することを考慮し、「再生不可能な農地」はどう措置するのか踏み込んだ考察が必要だと思う。

 現在、農林水産省では、「長期的な土地利用の在り方に関する検討会」を複数回開催し、農地としての維持が難しくなる農地の利用方法について協議しています。その中で、長期的な土地利用の検討の方向性の案が示され、議論が行われています。市においても、国の動向を注視しながら、どのような対応が可能かを検討してまいります。

 農業委員会では、利用状況調査や荒廃農地の発生解消状況に関する調査の結果、すでに森林の様相を呈しているなど、農業上の利用の増進を図ることが見込まれない農地があった場合は、当該農地について農地に該当しない旨の判断を行い、農地台帳から除外することとなっています。そのような農地については、近隣の状況を見定めながら「非農地判断」を行い、税務当局、法務局等への通知をして、農家台帳からの除外を行っています。

 景観環境維持のためには市民の私有景観の維持管理なくしては不可能である。しかし高齢化等により維持管理ができにくくなっている現在、空き家、空き地対策以外今少し具体的な方策を考察明示してほしい。

 本計画では、市民アンケートの結果を通して、景観を損ねている要因として特にご意見の多かった「空家・空店舗及び空地」「耕作放棄地」「太陽光発電施設」について、優先的に改善すべき課題として位置づけております。また、その他の要因につきましても、市民、事業者への啓発を行いながら、改善に取り組んでまいります。

 樹木の伐採、整枝は景観維持に必須条件であり伐採整枝の後処理をどうするか個人とっては喫緊の課題である。立木、生け垣の伐採、整枝などで出る枝葉はそのままではもちろん粉砕しチップにし容積を小さくし燃えるゴミとして出すにも現在のゴミ出し基準では無理な部分がある。よって現在小型で性能の良い焼却炉があることを鑑みて、

1.市等において焼却炉の性能を確認し優良な焼却炉を数種を推奨し

2.できるならば上限を設定し購入に際し購入価格の何割かを補助し

3.一定規模以上の面積を有する屋敷内においての伐採、整枝による枝葉について環境条例の運用指針を緩やかにし屋敷内の焼却処理を認めてほしい。

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 笠間市では、樹木の枝であれば太さ15cm長さ50cm以下にしたうえで指定ごみ袋で集積所に出していただくか、同じ大きさにしたものを直接ごみ処理施設に持ち込んでいただくことで処分することができます。

 また、区長を中心とした地域の活動で地域の公共用地等の環境改善を目的とした除草や樹木の剪定、ごみ拾いなどにより発生した廃棄物については、区長などから申請していただければ市で回収を行っておりますのでご利用ください。

 なお、ごみの焼却については、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」「茨城県生活環境の保全等に関する条例」「笠間市環境基本条例」により禁止されており、除草や剪定により発生した雑草や枝葉は、廃棄物となってしまうため、焼却炉による焼却を認めることはできません。

 

基本方針の「1.豊かな自然や山並みが形成する景観の保全・活用」について、最近特に太陽光発電のパネルが目立つ。

 太陽光のパネルを設置することが悪ではないが、設置する場所が問題だと感じるので、農地転用の際は周辺との景観調和について判断の基準にして頂きたい。

 岩間地区は特に山に囲まれ、ハイキングを楽しまれる方が多い中、ハイキングコースの道中などは、景観に配慮すべき地域だと思う。

 自然や里山の風景が多く、とても価値ある場所だと感じるが、そういう所に点々と人工物が設置されていくことに、危機感を感じる。環境や景観、自然に配慮した形で計画を進めている業者は、何かしら優遇するなど民間の業者とも連携して対応して欲しい。

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 本市では現在、「笠間市内における太陽光発電施設設置事業と住環境との調和に関する条例」等に基づき、適切に開発指導を行っております。また、条例では「茨城県立自然公園内」等を、事業を行わないよう協力を求める抑制区域として定めております。

 本計画の策定により、一定規模以上の太陽光発電施設を景観法による届出対象行為に位置づけ、景観形成基準への適合を求めるとともに、関係法令等と連携しながら、良好な景観の形成を図ってまいります。

 また、太陽光発電施設の新設にあたっては、本計画における事業者の役割を踏まえ、景観に配慮した事業活動への協力を求めることといたします。

 景観阻害要因の改善に関する施策について

 笠間市ホームページ上にある「空家・空地バンク」「農地集積バンク」「笠間市農業公社」など、市の取り組みを広く周知させることが必要と感じる。

 今現時点で空家にも、農業にも興味ない、または身近でない人にも広く周知することによって、本当に困っている人達の所まで情報は届くと思う。

 空家対策として、里山集落であれば陶芸家を優遇する。耕作放棄地対策として、オーナー制度やボランティアによる管理制度の導入なども検討いただきたい。 

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 本計画も含め「空家・空地バンク制度」や「農地利用最適化の推進事業」等に関する取り組みについては、引き続き市ホームページやパンフレット等による周知に努めます。

 また、ご提案の内容につきましては施策検討の参考とさせていただきます。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは秘書課です。

〒309-1792 笠間市中央三丁目2番1号

電話番号:0296-77-1101 ファクス番号:0296-78-0612

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