市長の台湾訪問(2019年7月)
笠間台湾交流事務所一周年記念事業(2019年7月)
■写真左から/東京2020オリンピック競技大会台湾ゴルフ選手事前キャンプ基本合意書締結、食を通じた文化交流と発展的な連携強化に関する覚書締結
7月23日から25日まで、笠間台湾交流事務所開設1周年を記念して訪台し、23日に台北市長と台北市議会を公式訪問し対談しました。その中で観光面だけでなく農産物やスポーツ、特に「花」をキーワードに、つつじや菊などでも交流促進を図っていくことを約束しました。24日には地方創生の取り組みで連携している行政院国家発展委員会(日本の総務省と経済産業省の機能を併せ持つ機関)を訪れ、人口減少、少子高齢化、人口の都市部への集中など課題について意見交換会を行いました。
また、訪台の期間中に2つの締結式も行いました。一つ目は、台湾が農産物の販路拡大を行っていることと笠間台湾交流事務所開設がきっかけとなり、日台間の相互理解を深めるため開設1周年に合わせ「食を通じた文化交流と発展的な連携強化に関する覚書」を行政院農業委員会農糧署(日本の農林水産省の機能を持った機関)と締結しました。これにより、11月1日の笠間市内の全小学校、中学校、義務教育学校の給食に、台湾産バナナが約5,800本提供されることとなりました。
2つ目は、「東京2020オリンピック競技大会台湾ゴルフ選手事前キャンプ基本合意書」の締結で、笠間市、台湾ゴルフ協会、(株)宍戸国際ゴルフ倶楽部の三者合意によるものです。笠間市が2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会における台湾のホストタウンとして、事前キャンプの誘致活動や交流事業を行った成果であるといえます。締結式が、2020東京オリンピック開会式のちょうど1年前の記念となる日であったことも大変嬉しく、(株)宍戸国際ゴルフ倶楽部とともに、台湾ゴルフ選手の皆さんを、おもてなしの心を持ってお迎えしたいと思います。
これからも、観光をはじめ農産物、スポーツ、花などいろいろな面で台湾との交流を深めて、お互いに有益な関係構築を行ってまいりたいと思います。
タイトな3日間の日程ではありましたが、笠間台湾交流事務所開設一周年記念事業が有意義な中で無事終了できたことに深く感謝申し上げます。
■写真左から/台北市長、台北市議会、国家発展委員会を公式訪問
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- 2019年7月30日
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