市役所におけるカスタマーハラスメントについて
カスタマーハラスメントとは、顧客などが社会通念上相当な範囲を超えた言動で、従業員などに精神的・身体的な負担を与え、就業環境を害する行為であり、近年、社会問題化しています。
地方自治体も例外ではなく、総務省が今年4月に公表した、地方公共団体における各種ハラスメントに関する職員アンケートによると、過去3年間でカスハラを受けた経験がある(受けたと感じた経験も含む)と回答した自治体職員は35%に上っています。
市の職員は市民の生活を支える重要な役割を担っており、その職務を円滑に遂行するためには、職員の安全と健康が確保された職場環境が不可欠であると認識しておりますので、カスタマーハラスメントは、職員の尊厳を不当に傷つけ、職場環境を悪化させるだけではなく、市民サービスの低下にも直結する大変深刻な問題ととらえています。
このことから、現況を把握するため、各所属の所属長に対して、簡易的な調査を行いました。 職員一人一人へのアンケートではないことから、全体を把握するものではないと考えますが、このような傾向があるということをお知らせするために公表いたします。
市ではこれまでも、「苗字のみの名札の導入」、「窓口への防犯カメラの設置」などの対策を行ってまいりました。今後もカスタマーハラスメント対策に組織として取り組み、職場環境を守り、市民サービスの向上に努めてまいりたいと考えますので、市民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
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- 2025年9月16日
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