大日堂が国登録有形文化財として登録となります
笠間市出身の日本画家 木村武山により建立された「大日堂」が、国の文化審議会により7月18日(金曜日)、登録有形文化財として登録するよう文部科学大臣に答申されました。これにより、今年11月には、官報告示を経て、国の登録有形文化財建造物として、正式登録となる見込みです。
【大日堂の概要】
◆ 所在 笠間市箱田2210
◆ 建立 昭和10年(1935)
◆ 構造、形式及び大きさ 木造平屋建、瓦葺、建築面積24平方メートル
今後も貴重な文化財建造物として保存しながら、積極的な公開活用に努めてまいります。
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外観 | 扉絵 | 厨子と壁画 |
※「文化財登録制度」とは、地域に親しまれている建物、時代の特色をよく表した建物、再び造ることができない建物などの貴重な文化財を守り、地域の資産として活かすための制度です。建築から50年を経過した歴史的建造物のうち、一定の評価を得たものを文化財として登録し、緩やかな規制を通じて保存が図られ、活用が促されています。この制度を利用して、多くの建造物が保存され、まちづくりや地域活性化に積極的に活用されることが期待されます。