救急車が踏切内で立ち往生した事案についてのご報告
令和6年8月11日午後8時頃に笠間市下郷地内のJR常磐線川根踏切において、緊急走行中の救急車が一時的に踏切内で立往生する事案が発生しました。本事案により、市民の皆様には多大なご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
本事案は、緊急走行中の救急車が踏切に進入した際、警報が鳴動し進行を躊躇した結果、遮断棒が下り始め、一時的に踏切内で立往生したものです。幸い、同じ現場で活動していた警察官の迅速な判断と対応により、非常停止ボタンが操作され遮断棒が開放されたため、救急車は無事脱出することができました。本事案による傷病者への影響および鉄道ダイヤの乱れは発生しておりませんが、こうした事態が発生したこと自体、重大な問題であると認識しております。
当初、事案の公表については必要性を十分に認識できておらず、報告が遅れる結果となりました。しかし、その後、市民の方からいただいた投書をきっかけに、改めて情報公開の重要性を認識し、今回の掲載に至りました。今後は情報公開のあり方についても見直し、適切なタイミングで市民の皆様にお知らせできるよう改善してまいります。
消防本部では、本事案を重く受け止め、再発防止に向けた取り組みを進めております。運用体制や職員教育を見直し、市民の皆様に安心していただける救急活動を徹底してまいります。
改めて、市民の皆様にお詫び申し上げますとともに、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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- 2025年1月29日
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