株式会社クラッソーネと「空き家除却促進に係る連携協定」を締結しました
協定締結の経緯
市内の空家対策については、「空家・空地バンク制度」の運営をはじめとして、これまで強化を図ってきてまいりましたが、空家の総数や複雑な事例は年々増加しており、管理不全状態にある空家等の対策については対応できる職員数にも限りのあることも課題となっています。
この現状から、対策強化に向けた連携主体の確保を図るため、公民連携による事業提案の募集を実施したところ、「『街』の循環再生文化を育む」というビジョンを掲げる名古屋市のスタートアップ企業「株式会社クラッソーネ」から「解体費用シミュレーター」や「すまいの終活ナビ」を活用した空き家対策事業の提案があり、連携により空家の適正管理及び除却や活用が促進されることを期待し、2025年9月1日の連携協定に至りました。
連携協定に基づく取組みと効果
株式会社クラッソーネが持つ解体工事サービス、知見及びIT技術を活用し、笠間市の空家の適切な除却の促進を行います。
- 株式会社クラッソーネが運用する「笠間市版 解体費用シミュレーター」や「笠間市版 すまいの終活ナビ」などのサービスの活用促進を行います。解体工事の概算費用や解体後の土地部の売却査定価格相場がわかる機能や固定資産税シミュレーター、空家の迷惑度診断機能等が備わっており、空家所有者が手軽に相場確認し、空家をどうしていくかのきっかけになるサービスです。
- 各種啓発に関する取組(セミナーや市民相談対応や新機能の活用の連携)
- 笠間市の空き家対策や空き家処分 解体工事の進め方を示した印刷物(リーフレット)の提供(作成中)
サービスについて
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問い合わせ先
- 2025年9月1日
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