市長コラム「輝け！若手農業者」（平成27年7月）
「輝け！若手農業者」
国は、農業を今後の成長産業と位置づけ、制度の見直しや農業委員会、JAの改革等を進めています。一方で、生産の現場では、高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加、米価の下落等、数々の課題が山積しています。
先般、市内の若手農業後継者の皆さんと懇談する機会がありました。就農の理由としては、専業農家として親の跡を継いだり、企業から転職したり、新規就農をしたりとさまざまでありました。
しかし、皆さんが規模拡大や将来に対しての取組みなどについて意欲旺盛で、しっかりとした考えを持ちながら仕事に従事していることに、職業意識の高さと力強さを感じました。
また、この若い人たちが中心となって笠間の農業を支え、成長させていく担い手になってくれるものと確信をしました。
兼業から専業へ、個人から集団・法人へと経営体制を変えていく過程には、要となる担い手の確保をはじめ、施設整備、販路の開拓、販売戦略等、さまざまな課題に直面することがあるかと思います。
市としては、重要な地域産業である農業を、経営者の皆さんと一緒になって考え、課題解決に役立つ支援を行いながら、笠間の農業を成長させてまいりたいと考えています。
私にとって、地元の新鮮な野菜を毎朝もりもり食べることが、楽しみの一つです。
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- 2015年6月15日
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