国指定文化財 [木造薬師如来坐像(もくぞうやくしにょらいざぞう)]

【製作】 平安時代末期
【像形】 像高84.8cm
本像は、螺髪(らほつ)、肉髻(にっけい)、白毫(びゃくごう)をつけ、衲衣(のうえ)を着ている、左手は掌(ひら)を上にして薬壷(やっこ)をのせ、右手を曲げ、掌を前にし左足を上に結跏趺坐(けっかふざ)している。材質は檜で寄木造り、漆箔(しっぱく)を施している。本像は、ほぼ等身大で、面相の優しい表情とさらにおだやかな彫風は、平安時代末期の特徴を示している。この像には華麗な飛天雲形光背(ひてんうんけいこうはい)がある。