冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください
持病がない場合・前兆がない場合でも起こります!!
気温の急激な変化により血圧が大きく変動することで起こる身体への影響をヒートショックといいます。
入浴の際、暖房の効いた暖かい部屋から、寒い脱衣所や浴室へ移動し、その後さらに急激に身体を暖めた時などに発症することがあり、気温が下がる冬場に多く見られ、失神や不整脈のほか、死に至ることもあります。
特に高齢者の方はご注意ください。
~予防のポイント~
- 脱衣所や浴室は暖房やシャワーで事前に暖め、部屋の温度差をなくす。
- 湯温は41℃以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう。
- 浴槽から、急に立ち上がらないようにしましょう。
- 食後すぐの入浴、またアルコールが抜けていない状態の入浴は控えましょう。
- 精神安定剤、睡眠薬などの服用後の入浴は危険ですので注意しましょう。
- 入浴する前に同居者がいれば一声かけて、見回ってもらいましょう。
問い合わせ先
- 2023年11月22日
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