「かさましこ文化財公開」笠間市公開場所2・楞厳寺
楞厳寺(笠間市片庭775)
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公開文化財 |
・国指定重要文化財 木造千手観音立像 |
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注意事項 |
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※写真撮影はご遠慮ください |
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案内図 |
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公開場所案内図(新しいウインドウで開きます) |
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一部紹介 |
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国指定重要文化財『木造千手観音立像』 本尊は頭上に十一面を頂き、高髻(こうけい)・毛筋彫(けすじぼり)・天冠台(てんかんだい)を刻んでいます。真手(まて)・宝鉢手外四十臂(ほうはつしゅほかよんじゅうび)・条帛(じょうはく)を懸け、裳(も)を付け両足をそろえて立っています。ヒノキを使用した寄木造で、漆箔(しっぱく)を置き、玉眼嵌入(ぎょくがんかんにゅう)です。髻(もとどり)が高く造られており、ひだの複雑なつくりから、慶派の作風であることがわかります。像の背面に「建長四年壬子七月 従五位上行長門守□□(藤原)朝□□□(臣時朝)」という刻銘が見られることから、笠間時朝の発願による造像であることがわかっています。 |
地図を見る:楞厳寺
※別ウィンドウで地図が表示されます。