目的の情報を探し出す便利な検索

読み上げる

まちづくり

  1. ホーム
  2. まちづくり
  3. 市政懇談会
  4. 市政懇談会(平成19年度)
  5. 平成19年度団体向け市政懇談会(教育文化部門)

平成19年度団体向け市政懇談会(教育文化部門)

平成19年度団体向け市政懇談会(教育文化部門)

開催日時/平成19年10月26日(金曜日)午後7時~9時
開催場所/笠間市役所笠間支所 2階大会議室
主な参加団体/
○PTA
○子ども会
○青少年育成団体
○文化連盟・文化協会
○ 体育協会・スポーツ団体
○朗読ボランティア
など

<質問事項>






●学校教育における外部講師を招いての授業について
<質問>
学校教育の中で、外部講師を招いての授業時数は年間どのくらいか。
<回答>
中学校に外部講師を招いての授業については、平成18年度は21校で570時間(授業時間)を実施しています。1校当たりの平均は27時間となります。内訳として、郷土史学習を19時間、「戦争体験を聴く」を3時間、郷土芸能学習を22時間、作る・栽培・福祉などの体験学習を162時間、スポーツ・音楽の技能向上を25時間実施しています。そのほかにも、食育学習や歯磨き指導、交通安全学習や租税学習、エネルギー学習や防災に関する学習などを各学校で実施しています。これらの外部講師を招いての学習は、児童生徒にとって貴重な学習となりますので、教育委員会としても推進していきたいと考えています。



●学校給食について
<質問>
学校給食の調理方法は、センター方式又は自校方式のいずれかに統一されるのか。
<回答>
現在、市内の小中学校は21校で、小学校が14校、中学校が7校です。笠間地区(小中10校)と岩間地区(小中4校)がセンター方式、友部地区(小中7校)のうち6校が自校方式で、残る1校が民間に調理を委託しています。ご質問の調理方式の統一については現在検討しており、今年度中に方向を示すこととなっています。
<質問>
学校給食については、自校方式がよいと思う。自校方式だと学校の行事等に合わせるなどの自由がきくし、教育面でも大きなプラスになると思う。市として経費面の問題もあると思うが、検討してほしい。
<回答>
要望としてお伺いしておきます。



●市からの助成金(補助金)について
<質問>
文化協会への助成金は、平成14年度まで100万円だったが、19年度は64万8千円になった。すべてを行政に依存するわけではないが、助成金の減額に歯止めをかけて、文化団体への安定した支援をお願いしたい。また、助成金が決定するまでの流れを説明してほしい。
<回答>
助成金(補助金)の決定については、まず、予算編成前に補助団体から補助金要望書を主管課に提出していただき、その内容を精査して予算要求となります。予算要求された補助金は、庁内組織の補助金審査会の審査と予算査定を経て、補助金額を決定するという流れになっています。
現在162件、8億円を超える補助金が支払われていますが、昨年11月に設置された民間有識者からなる補助金等検討委員会で、笠間市の補助金のあり方について検討していただいており、近日中にその最終答申が出る予定になっています。今年3月に出された中間答申では、現行の補助金制度の問題点が確認され、補助金等の交付基準が示されています。まもなく出される最終答申の内容を最大限に考慮して決定していきたいと考えています。
<質問>
地域の歴史を研究している「岩間歴史懇話会」は新しくできたグループだが、補助金をもらうにはどういう要件を満たしていればいいのか教えてほしい。
<回答>
歴史研究であれば、担当課は生涯学習課になると思いますので、担当課に要望していただくことから始まります。ただ、今の時点では、具体的にどういう活動内容なのか分かりませんので、まずは担当課の審査を経て、予算要求ということになります。



●市の広報紙及び広報活動の充実について
<質問>
「広報ともべ」がなくなってから、市の諸活動に対する親近感がなくなった。俳句欄、短歌欄も消え、身近な諸活動も消え、町がすっかり遠くなっている。地域の文化活動の発展のため、地域に密着した広報活動の充実をお願いしたい。
<回答>
市の広報紙については、合併以来、市民の皆さんにとって親しみやすく、読みやすい情報紙となるよう心掛けています。掲載内容は、市の予算や決算、重要な施策などについて広く情報を公開していますが、同時に、市民の皆さんにとって身近な生活情報や地域に貢献している市民団体などの紹介も行っています。
俳句や短歌を専門に扱うコーナーについては、合併以前の「広報ともべ」で友部町民俳句会・短歌会のご協力を得て連載していました。現在は、俳句・短歌だけでなく、絵画や書道、写真などのほか、スポーツの成果、日常生活の感想など、市民の皆さんの作品や活動を幅広く紹介する「広報ギャラリー」コーナーを設けています。掲載については広く公募していますので、俳句会・短歌会からも投稿していただければ、紙面の許す限り掲載しますので、ご活用をお願いします。
<質問>
市報を見て笠間に短歌会があることを知って入会した。現在、広報紙に市民の作った短歌などを掲載する際は公募としているが、公募ではなく短歌会のバックアップという形で定期的に掲載をお願いしたい。私たちの励みになるし、一般の人も短歌会の活動がわかるので、力を入れてほしい。
<回答>
合併してからは、3地区をまとめた広報紙になりましたので、写真や絵画、短歌、俳句などいろいろなジャンルの作品を掲載するとなると、どうしてもスペースがとれなくなってしまいますので、公募とさせていただいています。なお、広報紙には公民館や図書館のページもありますので、その中での掲載も検討したいと思います。ただ、スペースが厳しいことはご理解いただきたいと思います。



●文化活動への理解と適正な予算措置について
<質問>
地域文化の向上には、市民文化団体と教育現場が緊密な連携を保っていくことが肝要である。文化活動への行政トップの理解と、活動のための適正な予算措置をお願いしたい。
<回答>
市としましても、「住みよいまち 訪れてよいまち 笠間 ~みんなで創る文化交流都市~」を目指して、地域文化の振興に力を入れていくとともに、引き続き財政的な支援も行っていきます。



●文化財・観光地の解説板及び案内板の設置について
<質問>
市内には多くの文化財・観光地があるが、案内板・解説板がないため観光客が戸惑うと思う。設置をお願いしたい。
<回答>
笠間地区の観光拠点の誘導サインはほぼ整備されていますが、個々の観光地の案内板は観光客が多く訪れる場所の総合案内板等で対応しています。指定文化財の説明板は、友部地区・岩間地区では合併前に設置されていますが、笠間地区では一部管理者によって設置されているところを除き、ほとんど設置されていないのが現状です。市としては、今年度より説明板の予算化をしてありますので、笠間地区でも順次計画的に設置していきたいと考えています。



●文化財と観光の結びつきについて
<質問>
観光協会主催で、春と秋に史跡・文化財めぐりを開催してはどうか。開催に当たっては市バスを使い、参加料も徴収し、寺の承認を得て拝観料も支払う。
<回答>
笠間市の観光にとって、国指定重要文化財を有する楞厳寺・岩谷寺・弥勒教会、そして親鸞聖人ゆかりの西念寺などは、地域資源として観光と結びつけられることが望ましいと考えています。これらの地域資源にもスポットを当てるという意味で、ご提案のように春と秋に市内の文化財をめぐるツアーを企画していきたいと考えています。その際には、笠間史談会の皆さんにもご協力をお願いします。



●史跡・文化財の絵はがきについて
<質問>
地区別に史跡・文化財の絵はがきを発行してはどうか。
<回答>
笠間観光協会では、笠間写真塾の皆さんが制作した市内の風景写真を絵はがきにして1枚100円で販売していますが、あまり売れていない状況にあります。絵はがき自体の需要が昔に比べて減ってきており、売り上げが思わしくない現状にありますので、現段階ではこの件についての実施は考えていません。



●文化財めぐりのパンフレット作成と案内人の育成について
<質問>
文化財めぐりのパンフレット作成と案内人の育成をお願いしたい。
<回答>
文化財めぐりのパンフレットについては、旧岩間町で「文化財マップ 岩間ふるさと探訪」を作成していましたが、新市になってからは作っていませんので検討したいと思います。案内人の育成については、現在「ふるさと案内人」の皆さんに観光案内をしていただいていますが、文化財めぐりの案内となると、すべての文化財について説明できるだけの研修を積んでいるわけではありません。文化財の案内については、笠間史談会や文化財愛護協会のご協力をいただいて実施していきますので、両会の組織内育成を兼ねて対応いただきたいと考えています。



●史跡への資料ボックスの設置について
<質問>
山麓公園や城址入口等に案内資料ボックスを置いて、見学者に自由に取ってもらうのはどうか。
<回答>
別に質問がありました文化財めぐりのパンフレットを作成し、観光協会や市内の観光施設に置いておくことで対応したいと考えています。



●スポーツ施設の整備について
<質問>
市内には芝生上でのスポーツ環境が非常に少なく、フットサルやスナッグゴルフの練習所が不足している。活動の広がりや参加人数の拡大に支障をきたしているので、 芝生グラウンド、広場の増設をお願いしたい。
<回答>
市民の皆さんからもフットサル場の設置を希望する声を聞いています。現在、水戸市や石岡市の民間施設にまで出かけている状況を考慮しますと、笠間市にも必要な施設ではないかと考えていますので、フットサルなどの活動実績を調査しながら、今後検討したいと思います。また、芝生広場については、市民や児童生徒の体力増進など、幼児から大人までのびのびと活動できる広場として、様々な利用が考えられます。しかし、限られた予算の中では、用地の確保、現在のスポーツ施設の芝生広場への転用、芝生の維持管理を市独自で行うことは難しい状況にあります。



●児童・生徒の芸術活動への支援について
<質問>
市内の小・中学校の音楽(合唱・吹奏楽)や高校の演劇等は、関東・全国レベルになってきている。講師の依頼や楽器の修理などの金額が高いため、市でも支援してほしい。
<回答>
市内の小・中学校の音楽活動(合唱・吹奏楽・マーチングバンド)やスポーツ活動における活躍はすばらしいものであり、市としても喜ばしいことです。
講師費用や楽器の修繕費用については、各学校において事業計画等に基づいて予算が要求されていますが、楽器等は大変高額であり、使用頻度も多く、修繕費もかさむことから、実態を見ながら予算措置をしていきたいと思います。また、講師の召募については、国や県等の事業の活用も考えていきます。



●文化会館の設置について
<質問>
市民も使用でき、他の市町村、県外からも利用したいといわれるような文化会館を設立してほしい。
<回答>
既存施設を上回る規模のホールを有する文化会館等の新設は、維持管理を含め多大な予算を要するものですので、慎重に検討していかなければならないと考えています。また、市民ホール等の整備は市の総合計画においても整備検討案件とされており、現在の笠間・友部公民館の整備活用を含めた中で検討していきます。



●学校での安全対策について
<質問>
新聞などによると、最近、アスベスト、プールでの吸込み事故、遊戯施設の事故、ゴールポストの腐食によるけが、シャッターのはさまれ事故などが発生している。これらの事故の事例や情報は、学校にどのように流れているのか。
<回答>
そのような事故があったときは、新聞記事のコピーを必ず学校に配布し、同じようなことが起こらないよう安全点検をしています。また、学校では、毎月1回、必ず施設の安全点検を実施し、それを記録して校長まで決裁を取っています。これでいいということはありませんが、子どもたちの安全対策を充分行っています。



●歴史資料の保存について
<質問>
歴史資料は、笠間、友部、岩間でそれぞれ保存されていると思うが、岩間では資料の行き場がなくなって、現在、駅前の旧役場に移されている。ここは出入りする人もなく、資料が埋もれてしまっているので、市史編さん事業や歴史研究の観点から、もっと人のそばに移してほしい。
<回答>
今のところ歴史資料の保存場所に困っており、整理も研究もなかなか進まない状況にあります。資料を保存するための施設を整備することは難しいと思いますが、たとえば、岩間庁舎の活用を含めて、図書館の機能が岩間庁舎に移転すれば、スペースを確保できる可能性はあると思います。現段階では何とも言えませんが、教育委員会だけでなく全庁的な検討が必要になると思います。



●全国一斉学力試験の結果について
<質問>
先日、全国一斉学力試験の結果が出されたが、茨城県は低い方にランクされている。笠間市内の学校の結果について、分かる範囲での現状や今後の方針について教えてほしい。
<回答>
国からは膨大な資料が来ており、これから分析していくことになります。結果につきましては、学校が比較されるような公表はしないこととされております。茨城県は低いとのお話ですが、点数的にわずかな違いであり、許容範囲内ということです。テストは、知識を利用する基本的なA問題と、考え方を使うB問題がありますが、本市の小学校では、両問題とも国や県の平均とおおむね同じになっています。中学校では、国語科ではA・B問題とも全国県平均より上、数学も同じ状況になっています。ただ、傾向について申し上げますと、基礎的な技能はあるが、それを使って応用する力が足りないという課題があります。このことは、全国的にも同じ指摘がなされています。教育委員会としましては、本市の子どもたちの結果と膨大な資料を詳細に分析しながら、具体的な教育計画を見直しまして、来年に生かしていきたいと考えております。



●少子化に関する学校側の対策について
<質問>
3年後、5年後の笠間市の子どもの数はどのようになっているのか。また、学校側の対応策について伺いたい。
<回答>
今後の推移ですが、資料がありませんので確かな数字は申し上げられませんが、10年後には数百人規模で減少するものと思われます。今後の児童生徒数によっては、学校の統合まではいかないとしても、二つの学校が共同で一つの施設を利用するというような環境は発生してくるものと感じています。全国的にも小中一元化や共同利用の環境づくりが言われていますが、笠間市でも将来的には考えていかなければならないと思っています。
<質問>
少子化による今後の児童数やクラスの状況は予想されると思うが、今後の学校の活用方法について知恵を出してほしい。
<回答>
要望としてお伺いしておきます。



●AEDの設置状況について
<質問>
AED(自動体外式除細動器)が市内の施設で見受けられるようになったが、小学校には設置されているのか。その設置状況について伺いたい。
<回答>
19年度は、市内の中学校7校全部と公民館、図書館、体育館、岩間海洋センターに設置しました。小学校については、来年度の予算に計上し、市内全小学校に配置していく予定です。また、使い方については、学校の先生方を対象に消防本部で講習を行っています。また、AEDに関する知識のない市民の方も多いと思いますので、今後周知を図っていきたいと考えています。



●通学路の安全について
<質問>
通学路の街路灯で切れているところを市で直してほしい。
<回答>
防犯灯には、地区で設置したものと市で設置したものがあります。市で防犯灯の台帳を作ってあり、市のものか地区のものかを確認できるようになっています。切れているところについてご連絡いただければ、市のものであればすぐに対応しますし、地区のものについては地区での対応をお願いするよう連絡いたします。
<質問>
国道50号のトンネルを通って、佐城小学校に通学している子どもたちがいるが、トンネルの中が汚い、くさい、怖い、おまけに街灯も切れている。どこに相談したらいいのかわかならい。また、福田から児童がバス通学しているが、降ろすところの横断歩道に信号がない。前々から信号をつけてくれるようお願いしているが、未だについていないので設置をお願いしたい。
<回答>
通学路については、学務課で対応をしています。通学路になっているトンネルの街灯については、すぐには難しいかと思いますが、学務課で対応していきます。
信号機は県の公安委員会に申請しますが、市では要望のあった件については公安委員会に申請しています。ただ、県でつける信号機の数が大変少なく、笠間警察署に配分される数も少ないため、交通量や道路幅員などの条件により、申請してもなかなかつかない状況にあります。



●個人情報の保護に対する考え方について
<質問>
個人情報保護の関係で、いろいろなことがスムーズにできなくなっている。市役所でも、例えば、私には個人情報の名簿を出してくれなくても、別の人には出してくれるというようなことを見たり聞いたりしている。個人情報保護条例に関する市の考え方について伺いたい。
<回答>
個人情報は法律上は提供できないことになっていますが、人の生命や財産の保護などに関わる場合は提供できるとされています。基本的に人助けのための名簿の使用は可能かと思いますが、具体的なお話をお伺いしてから判断したいと思います。



●中学校の部活動のあり方について
<質問>
少子化の中、部活動の中心となる先生が少なくなってきているが、部活動の数は変わらないため、先生の苦労も多く、専門的な技術指導も充分にできない状況にある。そこで、外部コーチを広く募集し、その情報を学校で共有してはどうか提案する。
<回答>
中学校の部活動の外部コーチについては、現在、サッカーやバレーボール、柔道などに活用されており、県の事業にも入っています。部活動は、生徒の体力面の育成だけでなく、先輩・後輩関係を通した人間関係作りやエネルギーを発散する場など、生徒の成長に意義あるものとなっています。
現在、国の指導要領の改訂が進められていますが、その中でも部活動の位置付けが大きく取り挙げられています。そうしたことから、今後、ご指摘のように、教師の技術的なサポートができる人材が必要になっていくと思います。ただ、「勝つため」という競技志向の方も多いので、人材バンク的なものではなく、地域に密着し、人間づくりのできる指導者が必要であり、そのような資質を持った外部指導者は、子どもたちの健全育成にも有効だと思います。そうした方々を活用し、今後の学校の部活動の活性化につなげていきたいと思います。
<質問>
学校の先生方には部活動に多くの時間を割いていただいているが、部活動をすべて学校が抱えこんでいるのはどうかと思う。むしろ、放課後は、部活動の時間を社会教育の場に振り分けて、多くの学校の生徒たちと一緒に活動したり、いろいろな地域の人たちとつながりを深めたりするなど、学校対学校ではなく、もっと活動の場を広げていってもよいのではないかと思う。今すぐできることではないと思うが提案する。
<回答>
そういう考えもあります。都会では、中学校の規模が小さいため、部活動が成り立たずに大会に出られないから二つの学校が集まるといった理由から、地域型スポーツクラブという考え方が出てきています。外国では、体育の授業は学校ではなく、地域に帰ってスポーツクラブに通うというところが多くあります。日本では、食育や歯磨き指導、あいさつなど、本来家庭や地域でやることも学校でやっています。地域や家庭に返せるものは返していき、本来学校でやらなければならない学力の向上など、その役割をうまく分けていく仕組みができればと思っています。
<質問>
部活動は教育の大きな分野の一つだが、保護者や外部コーチの中には「勝たなければ教育ではない」という考えを持っている方たちもたくさんいるし、モンスターペアレントといわれる保護者もいる。そういう人たちが入ってくると、学校の秩序が乱れてしまうということも事実だと思う。子どもたちを地域スポーツクラブや公民館で引き受けていくという考えは分かるが、部活動は先生と子どもの濃密な関係を持つことができる機会なので、部活動は学校内で行うべきだと思う。また、食育などは子どもたちの教育というよりも、親の問題である。まず社会的に受け入れるべきは、親の教育である。
<回答>
その子の特性によって学校を離れたところで技能を伸ばしていくということは現実にあります。しかし、おっしゃるとおり、先生と生徒が授業ではない場で交わることで関係が濃密になっていくこと、そして先輩・後輩の関係が生まれてくるということが大変重要になります。「勝ちにこだわる」という保護者に対しては、それはおかしいとPTAとして指摘してほしいと思います。優秀な子だけが頑張った3年間ではなく、できなくても、補欠でも、休まずに3年間頑張った子も同じように立派だし、素晴らしい人間づくりになるということが大事だと思います。



● 「こどもを守る110番の家」の看板について
<質問>
友部地区では「こどもを守る110番の家」の表示を各家庭の前に表示している。新しい看板ができたようだが、高齢者宅や昼間共働きで留守の家庭もあるので、状況を把握してほしい。また、家の前を通る子どもたちとの触れ合いを大切にしてほしい。
<回答>
「こどもを守る110番の家」の看板は、笠間・友部・岩間を合わせると1,000枚ほど配布していますが、合併後も友部地区は友部と表示されたままになっています。今年度に新しい看板を作成しましたので、学校を経由して、各家庭の事情等も考慮しながらすべての看板を取り替えていきたいと思います。



●市職員の表彰制度と資格制度について
<質問>
人材育成基本計画に基づいて職員研修を進めていると思うが、職員の提案制度に対する表彰の内容について伺いたい。 また、土木や環境など仕事に直結した資格を持っている職員がいれば仕事の精度が上がると思うが、その取組みについて伺いたい。
<回答>
提案制度については、今年度、職員から15件の提案がありました。提案内容は庁議で審査し、さらにもう一度、市民サービスに直結するものについて検討し、採用は2~3件ぐらいになると思いますが、市長から表彰をしたいと思います。なお、事務改善の観点から、毎年提案を受けることとしています。
資格については、笠間市は来年4月から「まちづくり特例市」としての権限委譲を考えていますので、それに対応できる技術を持つ職員として、半年または1~2年の研修をさせることとしています。今後ますます国・県からの権限委譲がありますので、資格関係にまで踏み込んだ検討をしていきたいと思います。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは秘書課です。

〒309-1792 笠間市中央三丁目2番1号

電話番号:0296-77-1101 ファクス番号:0296-78-0612

スマートフォン用ページで見る