市民の声 詳細
交通網の整備について
みなさんからの声（原文）
私自身は結婚を機に県外に転出しましたが、実家の高齢の父母が笠間市在住のため代わって意見をさせていただきます。
高齢者の免許証自主返納を推進していくという内容をホームページ等で度々目にしますが、西飯田近辺（県立中央病院より水戸側）にはバスも通っておらず、大変不便です。日用品を買うためのスーパーも高齢の父母には遠いため、徒歩での買い物はできません。
デマンドタクシーもあるとの事ですが、なかなか時間通りに来てもらえず、予約制のため面倒だということです。
せめて友部駅や市役所方面へのバスや、内原駅行きのバスが通っていたならば少しは違うのですが、数年前にバス停が廃止になり途絶えてしまいました。
そのため免許証を返納したくてもできません。自主返納の推進や、高齢運転者の事故を減らしたいのであれば、その前に交通網の整備をご検討ください。
長文で失礼しました。ご検討をよろしくお願い致します。（40代女性）
回答結果
ご意見のとおり高齢化が進む中で、移動手段の確保が課題であり、2008年からデマンドタクシーの運行を開始し、これまで利便性を向上するための改善を続けております。
その他、路線バス、観光周遊バス、スクールバスなどが運行していますが、デマンドタクシーを含めて多額の補助及び事業費を要しているのが現状であり、継続も課題となっています。
その中で、短期的には、本年度から具体的な公共交通の再編の検討に着手するとともに、中長期的な取り組みとしては、昨年度、立地適正化計画という連携と集約のまちづくりを進める計画を策定し、取り組みを進めています。
また、ご意見の地域、その他の地域も含めてとはなりますが公共交通の必要性は高い一方で、運行にあたっては一定の利用者も必要となります。
これらのことから、バス路線等の延長や増便は困難な状況にあり、面倒というご意見ではありますが、１時間の範囲で運行をしているデマンドタクシーをご利用頂けると幸いです。
なお、対応を約束するものではありませんが、デマンドタクシーの利用改善及び公共交通の再編において、頂戴したご意見も踏まえて検討を進めていきますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
担当課
企画政策課
※回答当時の内容のため、最新の情報とは異なる場合があります。
詳しくは担当課に直接お問い合わせください。