市長コラム「日本一の栗産地」（平成29年5月）
「日本一の栗産地」
笠間市は、栗の生産日本一です。ここ数年、生産者や関係者の努力、およびマスメディア等の報道により、全国的に「笠間の栗」の知名度がアップしてきています。
しかし一方で、栗農家や生産面積の減少、栗畑の用途変更が進んでいる現状があり、耕作地の維持や生産量の確保をどうするかが今後の大きな課題となっています。需要はあっても生産量が確保できない状況は、笠間の栗ブランドにとっては大きなマイナスです。
市では、対策として栗農家への支援を行っているほか、市農業公社が後継者のいない栗畑を中心に借地をし、植栽、改植、剪定などを行い、生産拡大と品種・サイズ別出荷を推進する笠間の栗生産拡大事業に取り組んでいます。
現在、市農業公社にご提供いただいている栗畑は10ヘクタールを超えていますが、さらに後継者のいない栗畑の情報提供を市民の皆さんにお願いしているところです。
今後は、より笠間の栗を楽しんでいただけるように、栗の和菓子・洋菓子・料理・加工商品の販売など、すべての味わいができる拠点づくりを進め、栗の名所と呼ばれる長野県小布施町に負けない栗の街をつくります。市民の皆さんの協力をお願いします。
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- 2017年5月11日
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