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意見に対する市の考え方(笠間市健康づくり計画(案)について)

案件名
笠間市健康づくり計画(案)
意見提出期間
平成29年1月6日(金曜日)~1月25日(水曜日)まで20日間
提出方法別人数
提出方法
人数(人)
直接提出
2
郵送
0
ファックス
0
メール
0
合計
2
意見の公表
意見等の概要
意見数
市の考え方(対応)

【基本目標1「健康寿命の延伸」を目指して、市民が自らの健康づくりに取り組めるよう支援します(健康増進計画)について】
 今回「パブリック・コメント」制度について、健康づくりを確認するためホームページにアクセスして、笠間市の平均寿命、健康寿命をしって驚きました。衝撃を受けたと言った方が正確かも知れません。

<男性>
○平均寿命(A)
 全国80.21/茨城県79.14/笠間市78.8
○健康寿命(B)
 全国71.19/茨城県71.32/笠間市64.9
○(A)-(B)
 全国9.02/茨城県7.82/笠間市13.9

<女性>
○平均寿命(A)
 全国86.61/茨城県85.84/笠間市85.5
○健康寿命(B)
 全国74.21/茨城県74.62/笠間市66.6
○(A)-(B)
 全国12.4/茨城県11.22/笠間市18.9

要介護状態とならずに元気で自活出来る状態の平均寿命と要介護状態の差が男性で茨城県の平均の倍に近い年数、女性でも茨城県の平均よりも7.6年多いことに対してです。
1
 ご意見の中で記載された全国・茨城県の平均寿命と健康寿命の数値は、厚生労働省から公表された多くの資料の中の一つから抜粋されたものと拝察いたします。
 当計画での平均寿命と健康寿命については、国、県、市の数値が比較できるものとして、厚生労働省公表の「平成22年市町村別生命表」を基に国保データベースシステム(※)で判定した数値を用いています。
※国保連合会が「健診・保健指導」、「医療」、「介護」の各種データを利活用して「統計情報」「個人の健康データ」を作成するシステム

下表は、全国・茨城県・笠間市を国保データベースを用いて同一の条件で判定したものです。それぞれの平均寿命(A)と健康寿命(B)の差を比較しても、それほど大きな差は見受けられません。 本計画のP37に、次の比較表を掲載します。

<男性>
○平均寿命(A)
 全国79.6/茨城県79.1/笠間市78.8
○健康寿命(B)
 全国65.2/茨城県65.1/笠間市64.9
○(A)-(B)
 全国14.4/茨城県14/笠間市13.9

<女性>
○平均寿命(A)
 全国86.4/茨城県85.8/笠間市85.5
○健康寿命(B)
 全国66.8/茨城県66.8/笠間市66.6
○(A)-(B)
 全国19.6/茨城県19/笠間市18.9

基本目標1 本計画の重要課題となっている「健康寿命の延伸」について
厚労省関連のデータ(2010年)茨城県の健康寿命と比較すると

<男性>
茨城県71.32年(全国4位)/笠間市64.9年
<女性>
茨城県74.62年(全国7位)/笠間市66.6年

このデータに誤りがなければ、茨城県平均と笠間市の差が大きく、市の健康寿命状態が非常に悪いといわざるを得ません。当然不健康寿命期間も長くなっており、由々しき問題であります。原因の解明がされているのであれば公表をお願いします。
1
 ご意見の中で茨城県の数値などが記載されておりますが、厚生労働省では多くの資料が公表されており、資料により、その目的や抽出基準日、対象者が異なります。
 当計画での平均寿命と健康寿命の数値については、上の回答の通りであり、上表のとおり、同一の条件で判定した数値では、全国、茨城県と比較しても、笠間市とは、それほど大きな差は見受けられません。
 数値としては平均寿命と健康寿命も重要ですが、平成24年の死亡率で「がん」「心疾患」「脳血管疾患」は男女計で茨城県より高い状況にあり、特に脳血管疾患の死亡率は男女ともに全国より高くなっています。また市の要支援・要介護認定者数は年々増加している状況等からも死因死亡率を下げるよう「生活習慣の見直し」や「生活習慣病の重症化予防」に努める事が重要と思われます。
 健康のために運動スポーツが大切なことは誰も知っているにも拘わらず市が募集し筑波大学大蔵研究室の学生が指導する「65歳以上の男性のダンベルとスクエアステップの教室」には毎回募集定員を下回っている状態に仲間内では「女性が応募出来る教室には応募者が沢山集まるのに男達はどこに潜っているのだ」と言っています。
 そこで「ユニカール」等の所謂ニュースポーツを導入したらどうかと思っています。ニュースポーツには年齢に関係なく出来る「スポーツ吹矢」「スナッグゴルフ」等沢山の種目があり県内では特に、常陸大宮市、常陸太田市等で盛んに行われているようです。多少の遊び感覚、ゲームの感覚が人を集めることが出来るのではないかと考えています。茨城わくわくセンターが推進員養成講座を行っており、私も今年受講しようと思っていますが、普及推進はひとりで出来るものではありませんし導入には道具等の経費も必要とします。このために「施策の展開」に加えることを検討していただければと思い意見を述べさせていただきました。
1
 ニュースポーツについては、当計画と連携するスポーツ振興計画において、指導や普及を推進しています。今回いただいた内容は、今後のスポーツ推進に対する貴重なご意見として参考にさせていただきます。
 当計画は「自分の健康は自分で守る」ことを基本とし、市民みんなで「みんな元気に健康かさま」を推進してまいります。
【基本目標2 「食べる力」=「生きる力」を育む食育の環(わ)を広げます(食育推進計画)について】
 基本目標 食べる力=生きる力について地域の食育、食文化をきずくとありますので、提案します。
1)歴史の有るところに特有の野菜が有るようです。(京野菜、加賀野菜、鎌倉野菜)そこで「笠間野菜」を考案する。
「笠間の粋」に見られるように丹精込めた優れた産品が有りますが、他にはない地域特有の新野菜も考慮しては如何ですか。既存の野菜や薬草、野草、ハーブなど和・漢・洋から選別し育成・販売する。農家、薬剤師、医師、農協、一般人などのお知恵を集結すれば面白いものが出来そう。
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 「笠間野菜」の考案については、現在、笠間市とアグリビジネスネットワーク協議会で、笠間の伝統的な野菜として古くから伝わる「小原高菜」を「笠間野菜」として栽培し始めており、今後も笠間の伝統野菜として承継していく考えでおります。また、地場農産物の地産地消を推進するとともに、野菜を使った料理の普及については健康づくり事業においても進めてまいります。
2)「かさまの薬膳料理」その他「薬膳産品」等を考案しレストラン、売店で提供する。とかく薬膳料理は薬臭くてまずいと言われがちですが、最近は美味しい薬膳料理も出てるようです。笠間市では薬膳料理講座を開いており素地が有ります。上記食材も利用して、笠間独特の美味しい和漢洋薬膳料理をブランド化する。
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 「かさまの薬膳料理」その他の「薬膳産品」のレストランや売店での提供について関係機関と協議をしましたが、健康づくり計画の施策では「食べる力」=「生きる力」を育む食育の環(わ)を広げる」としており、市民それぞれが食生活に関心を高めることを目的としていることから、「和漢洋薬膳料理をブランド化」や「薬膳を考案しレストランや売店」は既に活動されている民間の皆様に期待したいと思います。
3)稲荷神社境内奥には、側祭神として医薬・酒造り・石・温泉の神様である少彦名命が鎮座されている。(大国主命と一緒に国つくりをした)そろそろ御出座しを待っているのではないでしょうか。後利益を受ける方法を考えましょう。更に古地図には、稲荷神社近くにお薬園が記載されており、薬草栽培とその薬の使用・販売が行われていたのではないか。稲荷神社周辺は笠間藩の医療の歴史が残っている可能性はないか。専門家の調査、研究に期待したい。
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 歴史的な専門性が高い内容ですので、健康づくり計画上には掲載する事は難しいと考えます。郷土歴史の貴重な情報としてお受けいたします。
 当計画は「自分の健康は自分で守る」ことを基本とし、市民みんなで「みんな元気に健康かさま」を推進してまいります。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは秘書課です。

〒309-1792 笠間市中央三丁目2番1号

電話番号:0296-77-1101 ファクス番号:0296-78-0612

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