市長コラム「新嘗祭献穀献納式」（平成27年11月）
「新嘗祭献穀献納式」
宮中祭祀の一つに、五穀豊穣を神々に感謝する新嘗祭があります。毎年11月23日に天皇陛下が、皇居の神嘉殿において新穀を天地の神々にお供えになり、神恩を感謝された後、陛下自らもお召し上がりになる宮中恒例祭典の中で最も重要なものです。
その祭典でお供えする米と粟を各都道府県から選ばれた農家が天皇陛下に献納する献穀献納式が、皇居内において行われました。
今年の本県代表は笠間市であり、去る10月23日に行われた東日本15都道県の献穀献納式には、米の献穀者として生駒敏文さんが、粟の献穀者として深谷章さんが、それぞれ御夫婦で参列され、私と県の職員も同行いたしました。
献納の後、式の最後には天皇皇后両陛下がお出ましになり、労いと励ましのお言葉をいただきました。緊張と感激の中、両御夫妻とも大役を果たされておりました。
式を通じて、宮中祭祀の歴史的重みを感じるとともに、農産物の産地として天の恵みに感謝することを感じた1日でありました。
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- 2015年6月15日
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