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市長コラム「全国学力学習状況調査」 (平成26年10月)

こんにちは市長室です
 

「全国学力学習状況調査」 

寺子屋事業の様子
 小学6年・中学3年を対象にした「全国学力学習状況調査」の結果は、今年から文部科学省の方針として、各市町村の教育委員会の判断で条件付き公表ができるようになりました。
 笠間市の公表ルールは、教育委員会が決定権を持っています。本市では、学校別の結果は公表せず、市全体の教科別平均正答率や全国平均を上回った学校数などを8月にホームページなどで公表しました。

 私は市長の立場で、教育委員会に対し、昨年より踏み込んだ公表を求め、教育委員の方々とも議論をしてきました。その中で、学校別の結果については、全校ではなく、上位校の公表を求めましたが、考え方の相違がありました。公表によって差別化や過度の競争につながるとの声もありますが、成績上位校を公表することにより問題が生じるのでしょうか。

 もちろん学力調査は、順位をつけることが目的ではなく、今後の学習指導に役立てるための調査です。一方で、対象は違いますが、スポーツ大会の成績は、各学校において、校舎等に個人名や順位を掲示して、積極的に公表しています。
 今の学校現場は、競争を避けているのではないでしょうか。
 子どもたちは、成長する過程でさまざまな競争社会の中に身を置き育っていきます。学校生活の中においても、一定の競争の厳しさを覚えることも必要ではないかと思います。

 来年度から、教育委員会の制度が変わります。市の教育方針等については、市長が議長を務める「総合教育会議」の中で、教育委員と議論を交わし決定していくことになります。学力調査の公表についても、さらに議論を重ね、子どもたちの学力向上につなげていきたいと思います。

バックナンバー

「ある職員の願い」平成26年9月号
「広域連携」平成26年8月号
「未来へつなぐ森の力」平成26年7月号
「総会」平成26年6月号
「少子高齢化 人口減少社会」平成26年5月号
「新規採用職員」平成26年4月号

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