蚊が媒介する感染症及びダニが媒介する感染症の対策について
蚊が媒介する感染症とは、ウイルスなどの病原体を持った蚊に刺されることで感染し、高熱や発疹などの症状が出る感染症のことです。
主にアジア・中南米・カリブ海諸国などの熱帯・亜熱帯地域で流行しています。
ダニが媒介する感染症とは、病原体を持ったダニに咬まれることによって起こる感染症のことです。
特にダニが活動盛んな春から秋にかけては、ダニに咬まれる危険性が高まります。
人が野外作業や農作業、レジャー等で、これらのダニの生殖場所に立ち入るとダニに咬まれることがあります。
野外活動後は入浴しダニに咬まれていないか確認してください。
特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などがポイントです。
症状
潜伏期間は3から7日(最大2週間ほど)とされ、その後、発熱・発疹・頭痛・筋肉痛・関節痛などの症状がみられます。
通常の患者は発症後2日から7日で解熱し、そのまま治癒する予後は比較的良好な感染症ですが、感染症の種類により多少違いがあります。
まれに重症化して、出血傾向やショック症状がみられることがあります。
治療法
特有の薬はなく、対症療法となります。
予防法
蚊との接触を避け、刺されないようにしましょう。
・長袖・長ズボンを着用するなど、屋外で活動する時には肌の露出をなるべく避けましょう。
・虫よけ剤などを使用し、蚊を寄せ付けないように注意しましょう。
・室内も蚊の駆除を心掛けましょう。
・蚊の幼虫の発生源を作らないように注意しましょう。
(蚊は水辺に産卵します。下水溝・廃タイヤの中や水桶等人工的な環境でも産卵し増殖します)
- 蚊が媒介する感染症について詳しくははこちら(新しいウインドウで開きます)
- ダニが媒介する感染症について詳しくはこちら(新しいウインドウで開きます)
問い合わせ先
このページに関するお問い合わせは健康増進課(健康増進課・保健センター)です。
〒309-1734 笠間市南友部1966番地1
電話番号:0296-77-9145 ファックス番号:0296-77-9146
- 2016年6月20日
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