行政情報

新年のごあいさつ

『山口市長写真』の画像
笠間市長 山口 伸樹

 あけましておめでとうございます。
 皆さんには、輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年を振り返って

昨年は韓国の平昌での冬季オリンピック・パラリンピック、ロシアでのFIFAワールドカップなど国際的なスポーツの祭典が開催され、世界の大舞台で日本人アスリートの活躍が大きな話題になりました。

また、笠間市出身の若い選手が大いに活躍した年でもありました。女子ゴルフでは畑岡奈紗選手がアメリカ女子ゴルフツアーで2度の優勝を、男子ゴルフでは星野陸也選手が国内男子ゴルフツアーで優勝を飾りました。更に、陸上競技では砲丸投げの中村太地選手が日本新記録を樹立し、スナッグゴルフでは岩間第三小学校が全国優勝を果たすなど、数々の嬉しいニュースが聞けました。

本年はいよいよ茨城国体が、来年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。大会での笠間市出身選手の輝かしい活躍を期待するとともに、茨城国体では「軟式野球」、「クレー射撃」、「ゴルフ」の3つの正式競技とデモンストレーションスポーツの「合気道」が本市で開催されますので、大会の成功に向けしっかりと準備を進めてまいります。

新年の抱負

本年は新元号への改元が行われます。

「平成」という時代にはさまざまな事がありましたが、本市でも平成18年3月に1市2町が合併し新たな「笠間市」が誕生したという大きな出来事がございました。

また、この間社会構造も変化し、平成元年には1億2,320万人だった日本の人口は平成20年の1億2,808万人をピークに減少に転じ、昨年11月時点では1億2,645万人となり、人口減少・少子高齢化が大きな社会問題となっています。

一方で、課題解決のための技術革新も目覚ましく、特に情報科学技術の進歩は我々の想像を超えるほどです。人工知能やロボットなど30年前は夢に思われた技術が今は当たり前のように使われ2020年からは学校教育においてもプログラミング教育が必修化されるなど更なる情報化社会の進化が予想されます。

笠間市においても人口減少、少子高齢化が地域のさまざまな課題を生んでいますが、この様な状況にあっても市民が幸せに暮らし続けられるまちを目指し、新たな時代に向けた「ひと・もの・まちづくり」の取り組みを進めてまいります。

ひと(世代に応じた支援策の充実)

まず取り組むべきは、人が健康で心豊かな生涯を過ごすための環境整備と笠間の未来を拓く人材の育成です。

昨年4月にオープンした「地域医療センターかさま」では、市立病院、保健センター、地域包括支援センターを集約させることにより、地域に密着した医療・保健・福祉施策を実践し、さまざまなライフステージに応じたサービスを提供することで、安心して子どもを産み、育て、充実した生活が送れる社会の構築を目指してまいります。

教育環境の充実にも取り組んでまいります。各小学校にはすでにエアコンを整備していますが、本年は中学校へのエアコン整備を進めます。また、発達障害や不登校など特別な配慮を要する子どもたちへの適切な支援を行ってまいります。

若者が地域で活躍できる場を創出するため、これまでも市内企業とのマッチング、UJIターンなどを促進してまいりましたが、最近では陶芸家を目指す若者の移住や東京で映像クリエーターとして働き、通勤圏内である笠間に移り住んだという事例も聞かれます。ライフスタイルが多様化する中で、地方での暮らしを望む方に対する新たな移住・定住の取り組みなどを進めてまいります。

もの(文化を継承する産業支援の展開)

次に取り組むべきは、地域経済を活性化させる「ものづくり」への支援で、活力ある産業を創出すること、地域に根付いた産業を持続、発展させることです。

昨年、茨城中央工業団地(笠間地区)に「株式会社トンボ」と「タカノフーズ関東株式会社」の2社の進出が決まり、更に医療機器メーカーが立地を計画中です。雇用の創出、地域経済を潤すため、今後も更なる企業誘致を進めます。また、旧畜産試験場跡地の隣接に市民の憩いの場となる多目的広場を整備してまいります。

全国的に農業や中小企業における後継者不足は深刻な状況にありますが、本市でも昨年市内企業の事業承継の実態を調査したところ、約4割の企業が事業の継続に課題を抱えていることが分かりました。今後ますます経営者の高齢化が進む中において、地域経済活動の中核となる農家や企業経営者の事業承継に更なる支援をしてまいります。

また、新たな観光戦略として外国人訪日客の誘客を推進してまいります。

特に親日国として知られる台湾に昨年8月に開設させた「笠間台湾交流事務所」を拠点とし、インバウンド・アウトバウンドの取り組みを積極的に進めてまいります。

まち(人の活躍と産業の成長を促進する場の創出と再生)

3つ目として取り組むべきは、多様な交流と連携によって誰もが豊かに、安全・安心に暮らせるまちをつくることです。
近年頻発する自然災害から市民の生命・財産を守るため、防災行政無線のデジタル化や拠点避難所等に公衆無線LAN、ソーラー発電街路灯を逐次整備するなど防災対策の更なる強化に取り組んでまいります。また、有事の際に地域の防災活動の要となる自主防災組織の組織率の向上を図ってまいります。

交通、観光、産業などさまざまな分野における交流の拠点となる「道の駅」整備については、実施設計と用地の買収を進めるとともに、2021年の供用開始に向け本格的な事業展開を図ってまいります。

あたご天狗の森スカイロッジ、笠間クラインガルテンの在り方や公営住宅を子育て支援対策に活用するなど、公共施設等既存ストックの有効活用を図ることで新たな定住・交流人口の拡大に向けた取り組みを充実させてまいります。

また、社会問題となっている空家、空地の利活用対策、イノシシ等の鳥獣被害防止対策などにも積極的に取り組んでまいります。

以上、本年のまちづくりへの抱負の一端を述べさせていただきましたが、輝ける本市の未来に向けて着実に前進できるよう取り組みを進めてまいりますので、なお一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

結びに、市民の皆さんのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは秘書課です。

〒309-1792 笠間市中央三丁目2番1号

電話番号:0296-77-1101 ファックス番号:0296-78-0612

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