市長コラム「未来へつなぐ森の力」 （平成26年7月）
「未来へつなぐ森の力」
去る6月1日（日曜日）、全国植樹祭が天皇、皇后両陛下御臨席のもと、新潟県長岡市で開催されました。私も、茨城県治山林道協会長として両陛下御臨席のレセプションと大会に出席をさせていただきました。
大会を通じ、現在の日常生活の中では、木を植える、育てる、伐採するなど、木に触れる機会がほとんど失われてしまっていることを感じました。植樹をしながら、森林の果たす役割を頭で理解するよりも、直接、木と触れ合う機会を通して、森林の重要性を肌で感じる事が大切であると思いました。
市内では、岩間地区の愛宕山で株式会社カスミさんが地球環境保全活動の一環として森づくりに取り組まれ、平成23年から毎年植樹祭を行っています。社員、ボランティア、緑の少年団など多くの参加者のもと行われており、3年前より市も、研修の一環として新人職員を参加させています。参加した職員からは、「自分の植えた苗木が根を張り、将来この森の一部となっていくと思うと楽しみ」との声も聞かれ、良い経験になっていると思います。
今後は、森林関係者と協力し、市としても市民が植樹する機会を作っていきたいと思います。
「樹」を育てること、何世代にもわたる大きな仕事です。
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- 2011年9月2日
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