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まちづくり

第10回 市政懇談会

第10回 市政懇談会

開催日時/平成18年8月17日(木曜日)午後7時~8時40分
開催場所/友部第二小学校 学童保育室
参加者/市民27人

<質問事項>



●代替地の農地転用手続きについて
<質問>
昭和59年当時、長兎路地内の道路拡幅のために宅地の一部を提供し、代替地として農地を提供されましたが、その際、農業委員会の農地転用許可書が添えられていただけで地目変更に関する説明がありませんでした。協力してくれる地権者に対しては充分な説明をする義務があると思いますし、代替地を宅地に転用して渡すのが当然だと思います。県の住宅供給公社では、家を建てなくても宅地にして提供しています。
<回答>
当時、町道拡幅の用地としてご提供いただきましたが、代替地が農地であったため転用の必要があったことから許可書まで取ったものと思います。その後、登記しなかったため農地のままになっているものと思われますので、当時の詳細について調査し、後日報告させていただきます。



●市の財政について
<質問>
市報7月号の平成18年度予算によると、歳入が30億円で歳出が23億円と借入れのほうが多くなっています。また、市民一人当たりに使われるお金の中に公債費がありますが、これは市民が負担している金額にほかなりません。なお、人件費が明示されていないのは不適切だと思います。
<回答>
市民一人当たりに使われるお金は、各分野別の費用を市民の皆さんが見てわかりやすいように掲載したものです。
7月の広報で、今年度の一般会計270億円のうち、借入れが30億円、返済が23億円で、借入れのほうが7億円多くなっています。市の債務は一般家庭の住宅ローンなどと同様、長期の中で返していくものであり、歳入と支出のバランスをよくとりながら財政運営をしております。なお、公債費負担比率が15パーセントだと黄信号、20パーセントだと赤信号といわれていますが、笠間市は11パーセントで優良な財政運営を行っています。なお、人件費につきましては、給料が全体の約10パーセント、職員手当てで約8パーセントを占めておりますが、決算の中で細かく公表してまいりますのでご理解をお願いしたいと思います。



●フレックスタイム制度の運用について
<質問>
市役所ではフレックスタイムを導入しているようですが、実施している部署と人数についてお尋ねします。また、週1回だけでなくもっと増やしてもよいのではないでしょうか。
<回答>
フレックスタイムですが、市役所では毎週水曜日の午後5時15分から7時15分まで窓口業務を2時間延長して実施しております。実施している部署と人数ですが、税務課2名、納税課2名、市民課2名、市民活動課1名、保険年金課2名、会計課2名、社会福祉課2名、子ども福祉課1名、高齢福祉課1名、管理職1名で対応しています。笠間支所では税務課2名、市民窓口課4名、福祉課2名、管理職1名、岩間支所では税務課2名、市民窓口課2名、福祉課2名、管理職1名で、毎週木曜日の同じ時間帯に対応しています。また、回数を増やす件でございますが、全体の勤務体制の関係から週2~3回実施することは難しいと思われますので、土曜・日曜日にも窓口業務が実施できるかどうか、現在その議論を始めたところでございます。



●道路整備について
<質問>
10数年前から計画されている県道大洗友部線のバイパス工事ですが、橋爪地内の国道355号に出るところの交差点が急に狭くなっているので、今後の拡幅工事の見通しについてお尋ねします。
<回答>
宍戸橋と一体的に整備する必要があり、平成14年度に地元の皆さんと協議した経過がございますが、その了解の下に現在県と事業計画を煮詰めているところでございます。今後は、県の全体事業計画の進捗を見ながら、事業の着手について強力に要望してまいります。

<質問>
住吉大沢地内市道の友部第二中学校よりの水田の部分が未整備なので、通学路として危険です。高齢者が事故に遭ったこともあるので、できるだけ早く整備をお願いします。
<回答>
台地の区間については、すでに整備は完了しており、水田の区間約150メートルのみが未整備です。これまで地元と調整してきましたが、再度地元の協力をお願いし、整備に向けて努力してまいります。



●河川改修に伴う環境整備について
<質問>
涸沼川は笠間市の真ん中を流れる1級河川であり、本来は親しみやすい河川のはずなのですが、ほとんど目に触れることがない状況になっています。河川の改修に合わせて、植栽や公園の設置、サイクリングロードの整備などを進めてほしいと思いましので、国や県に要望をお願いします。
<回答>
涸沼川につきましては、茨城町方面の改修が終わりつつあり、笠間でも事業が進んでいますので、今後は友部地区の改修を要望してまいります。また、水辺環境の整備については市でもできることがあると思いますので、県と一体となって進めてまいります。



●農村振興総合整備事業について
<質問>
旧笠間、友部、岩間で減反を達成しているのは友部だけですが、合併したことで全体をならすと今年は達成できるのでしょうか。達成できないとき、随分附の農村振興総合整備事業は打ち切りになるのでしょうか。
<回答>
農村振興総合整備事業は、ほ場整備事業や用排水整備、農道整備によって農業生産基盤や生活環境基盤を整備する国の補助事業でございます。減反の達成につきましては、地区ごとに対象となりますので問題はありません。随分附につきましては980メートルの農道整備を計画しておりますが、全体事業計画の進捗率は7.5パーセントなので、今後も急ピッチで予算要求をしてまいります。



●友部図書館の運営について
<質問>
合併後、友部図書館前の芝生が駐車場になってしまい、とても残念です。また、閉館時間は平日が午後6時、土曜・日曜日が午後5時ですが、夜8時まで開館してくれるとありがたいと思います。県立図書館は午前9時から午後8時まで開館しています。
<回答>
芝生が駐車場になった経緯については、持ち帰って調べてみます。また、開閉館時間につきましては、システムの違いなどもございますので8時までというのは難しいことですが、早い時期に土曜・日曜日も含めて開館時間を延長できるよう検討しているところです。

<質問>
図書館の開館時間を延長した場合、ボランティアの方々に作業をお願いしてみてはいかがでしょうか。なお、図書への書き込みなどマナーが悪いことへも対処してください。
<回答>
これまでも、読み聞かせなどボランティアの方々のお力をいただいております。図書館の仕事のどの部分をボランティアにお願いするかなどこれから検討していきたいと思います。また、マナーの向上については、各館で訴えてまいります。



●流通団地の有効利用について
<質問>
流通団地における有力産業の誘致の見通しについてお尋ねします。
<回答>
流通団地は、茨城中央工業団地笠間地区と名称を変更しました。現在、県では企業誘致の募集をかけており、都内大手企業の見学会も行いましたが、道路も整備されていないのが現状です。市としましても、企業が進出することによって大きなプラスになるものと考えていますので、現実問題としてはなかなか難しいですが、県と連携して推進してまいります。



●柔軟な市民サービスについて
<質問>
行政サービスについては、一つの決まりを守るだけでなく、市民の側に立った柔軟な対応をお願いします。
<回答>
行政の運営は法律に基づいて行われていますが、職員が知恵を絞り、住民サービスに対して工夫していくことも必要ですので、今後もそのような対応を進めてまいります。また、行政運営におけるすべての責任は私(市長)にありますので、説明責任も含めて住民サービスの向上に努めてまいります。



●学童保育ボランティアのあり方について
<質問>
今年の夏休みの学童保育ボランティア活動では、校外は危険なので、学校の敷地から出てはいけないという指導を市から受けました。施設の見学をしたり公園で遊んだりするなど幅の広い過ごし方も必要なので、もっと柔軟性のある対応をお願いしたいと思います。また、学童保育ボランティアに学校の先生方の協力が得られれば、教育と福祉の連携にも役立つと思います。
<回答>
学童保育ボランティアの目的には、一人ひとりの子どもたちを安全に預かるという原則がありますので、学校の敷地内で預かるということにさせていただきました。なお、校外での活動は市主催では難しい面もありますので、保護者会などで行動せざるを得ないと思います。また、教員が学童保育に参加することでございますが、本来、学校を離れて家庭や地域で過ごせる放課後の活動に、学校教員が関わることが児童にとってよいことなのか考える必要があります。子どもたちの気持ちを大切にする方向で考えたいと思います。ただ、児童についての情報など意見の交換は必要ですので、これまでどおり連携を図ってまいりたいと思います。



●防犯灯の設置について
<質問>
平成17年度に街灯を4か所設置してもらいましたが、要望と違う場所に設置されたため、要望箇所が未だに暗い状態になっています。追加で設置を要望します。
<回答>
当時の内容を調べて、対応いたします。



●ボランティア活動における事故責任について
<質問>
ボランティア活動における事故責任の判例を確認して、保護者の責任についても認識させてほしいと思います。
<回答>
要望として承ります。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは秘書課です。

〒309-1792 笠間市中央三丁目2番1号

電話番号:0296-77-1101 ファクス番号:0296-78-0612

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