目的の情報を探し出す便利な検索

読み上げる

まちづくり

  1. ホーム
  2. まちづくり
  3. 市政懇談会
  4. 市政懇談会(平成18年度)
  5. 団体向け市政懇談会(市民生活・環境部門、健康・福祉部門)

団体向け市政懇談会(市民生活・環境部門、健康・福祉部門)

団体向け市政懇談会
(市民生活・環境部門、健康・福祉部門)

開催日時/平成18年10月31日(火曜日)午後7時~9時00分
開催場所/笠間市役所本所 2階会議室
参加団体/
○環境美化・保全団体
○ごみ対策・リサイクル団体
○消費者団体・生活学校
○消防団・自衛隊父兄会
○防犯・交通安全活動団体
○高齢者福祉・シルバー・高齢者クラブ
○障害者福祉
○民生委員児童委員
○児童福祉・子育て支援団体
○更生保護女性会・保護司会
○社協・社会福祉ボランティア
○人権擁護
○健康づくりボランティア
○食生活改善
○赤十字・献血

<質問事項>



●小規模団体の支援について
<質問>
市内には弱い団体が非常に多いので、行政の支援をお願いします。
<回答>
小さな団代の育成方法には金銭的な支援と人的な支援がありますが、行政としては人的な支援を通して育成を図っていきたいと考えています。また、宍戸塾やまちづくり教室などその活動が評価されて表彰された団体もありますので、そういう団体にはできれば組織化していただき、行政サービスの一部を担っていただきたいと思っています。今後の行政運営にとっても大変重要なことだと考えています。



●市政懇談会のあり方について
<質問>
市政懇談会はQ&Aの繰り返しではなく、テーマを設けてほしいと思います。そうでないと、集まった価値が薄れてしまうと思います。
<回答>
市民の声を聴く手段はいろいろあると思いますが、私が市長に就任して、旧笠間・友部・岩間の人たちがどういう考えを持っているのかを聴くべきだという趣旨のもとで開催させていただきました。今後は、毎年やるのか、2年に1回やるのか、形をどう変えていくのかなど、その方法をまだ決めてはいませんが、懇談会のアンケートによると、9割以上の皆さんから今後も続けてほしいという意見をいただいています。今後は、いろいろなやり方を織り交ぜながら続けていった方が効果的だと思いますので、工夫をしながら続けていきたいと考えています。

<質問>
懇談会の形式ですが、私たちは前を向いて座っているのに部課長が両脇にいるので後ろを向かないと顔も見えません。説明する部課長が対面で話してくれればもっと身近に感じられると思うので、次回は顔が見える場所で話してほしいと思います。
<回答>
横に並べと言ったのは私(市長)です。正面に並んでしまうと威圧的に見えてしまうと思ってそうしましたが、おっしゃるとおり答弁のときは前に出るのが礼儀だと思います。今後は工夫をしていきますのでよろしくお願いします。



●団塊の世代の有効活用について
<質問>
団塊の世代の人たちが大量に退職しますが、この人たちが培ってきたノウハウを市の活性化に生かすための方策を考えてほしいと思います。
<回答>
団塊の世代の方々は、市にとって貴重な戦力だと思っています。大変な時代を通して様々な体験をされてきた方々ですので、そういう方々を行政で支援し、組織化した中で、行政サービスを担っていただくことが理想だと考えています。今後、市の活性化のためにどう生かし、どう支援していくのか考えていきたいと思います。



●補助金の交付方法について
<質問>
シルバー人材センターでは毎年5月と9月に交付申請をして補助金をいただいていますが、7~9月の3ヶ月間は一般家庭の仕事をしてもすぐにお金が入らないので、5月の交付金だけでは会員への支払いが難しくなっています。そのため、金融機関から借り受けていますが、年度当初に概算で交付金をいただければ会員への配当が円滑になるので、合併を機に検討願いたいと思います。
<回答>
ほかの団体との兼ね合いもありますし、市の財務規則もありますので、持ちかえって検討させていただきたいと思います。



●健康対策について
<質問>
働き盛りの人が急に命を落としたり重い病気になったりするケースが多くあります。国の健康日本21プラン、県の健康いばらき21プランという施策を耳にしますが、市民の身近なものとして、健康笠間21のような施策がなされることを期待しています。
<回答>
市では国保・社保等すべてを含めた住民の健康健診を保健センターで実施してきましたが、今年6月、医療制度改革法案が可決成立したことにより、平成20年度からは各医療保険者の義務として健康診査を実施することとなります。平成19年度には、国の指針に基づいて医療費を下げるための計画を策定することになっていますが、この健康診査実施計画との整合性を図りながら健康日本21笠間版の策定を考えていきます。



●消防置場の改修と後援会の活動資金について
<質問>
笠間地区の4個分団の置場の車庫が狭かったり出入りが困難だったりしているので改築を要望します。優先順位として第2分団、17分団、15分団、4分団の順でお願いします。また、笠間地区では消防の後援会が少ないので、各分団へ50~60万円の活動資金をお願いします。
<回答>
笠間地区の置場点検に同行いたしましたが、機能的に良くないところもあると実感しました。今後、友部・岩間の置場点検にも出席させていただき、全体の状況も見ながら対応していきたいと思います。ただし、毎年3つも4つもできませんので、予算の関係も含めて改修をしていきたいと思います。なお、後援会につきましては難しい要望です。なかなか即答できませんのでご了解をお願いいたします。



●児童館の建設について
<質問>
子育て支援事業をみなみ公民館で毎月1回実施していますが、多くのお母さんたちからもっと回数を増やしてほしい、こういう場所をほかにもつくってほしいという要望があります。私たちとしては月1回の開設が限度なので、次世代育成と少子化対策の一環として、親子で気軽に出かけられる児童館のような場所をつくってほしいと思います。
<回答>
要望として承ります。なお、笠間地区にある二つの公立幼稚園は、未就園児を園庭に連れてきたり、子育ての相談をしたりできるなど、子育て支援センターとしての仕組みができています。また、国の指導で私立幼稚園でも幼児教育センター的な役割を担っているところもありますので、ぜひご利用いただきたいと思います。



●児童の育成について
<質問>
(1)旧友部町では次世代育成支援計画をつくりましたが、新市ではどのようになっているでしょうか。
(2)児童虐待ネットワークが13市町村にありますが、新市ではいつごろ立ち上がるのでしょうか。
(3)児童虐待やいじめのニュースなど、人権が軽視されています。市を挙げて人権意識の啓発に取り組んでほしいと思います。
<回答>
(1)次世代育成支援計画につきましては合併前に各市町で策定しておりましたが、現在一本化に向けて取り組んでいます。今後、具体的な作業に入っていきます。
(2)児童虐待につきましては、国・県の指導による要保護児童対策審議会を立ち上げるための作業をしており、関係機関との協議を進めながら今年度中に組織いたします。
(3)要望として承ります。



●リハビリ体操の推進について
<質問>
笠間では多くのリハビリ体操士が養成され、社協のデイサービスや生活学校などで活発に活躍しています。しかし、合併したばかりで旧笠間・友部・岩間の組織がバラバラに活動しています。一本化されれば介護予防等に大きな効果を挙げることができるので、行政にも力を貸してほしいと思います。
<回答>
行政も一緒になってやっていきたいと思います。介護予防・健康づくり・食生活も含め、必要なところへ出向くこと、特定の場所へ行けば指導者がいること、栄養士も一緒にいることなど、市で全体的な仕組みができれば効果的であり、健康づくりにもつながるものと考えています。現在、担当課で検討していますが、皆さんのご協力をいただきながらお金のかからない仕組みづくりに取り組んでいきたいと思います。



●レジ袋削減運動の拡大について
<質問>
レジ袋削減推進団体を笠間だけでなく友部・岩間にもつくってもらい、削減運動を展開していきたいので協力をお願いします。
<回答>
友部・岩間地区の関係団体にも声をかけて、行政と協力しながら増やしていきたいと思います。



●合併後の市民の一体感について
<質問>
合併後、行政と市民の間に壁ができているような気がします。市民から行政に情報を発信できる窓口をつくり、まちのためにみんなが自由に思いっきり活動できる機会を設けてほしいと思います。
<回答>
窓口として広報・広聴、パブリックコメント等がありますが、要望として承っておきます。

<質問>
財政が厳しい中、笠間市に必要なのは知恵と努力です。そのためには各種団体の力、住民の力、行政の力を結集することが重要だと思います。合併してもまだ先が見えないのは職員が悪いからで、市長は一生懸命やっていますが、最後は職員が市民と一緒になってどれだけ協力を求めていくかにかかっていると思います。市政懇談会では、情報収集ではなく住民の本当の気持ちを聞いてほしいと思います。笠間をよくするために、市民も団体も行政もカネをくれと言わないで、知恵と努力を出してほしいと思います。
<回答>
市民の皆さんからは、料金が上がった、行事が中止になったなど、合併しても良くなっていないとよく言われます。合併してまだ7ヶ月ですが、合併して速攻で結論を出さなければならないものもありますが、効果を出すためにある一定のスパンの中で見ていただきたいものもあります。また、行政として壁をつくらないよう、いろいろな事業を通して交流を深めていきたいと思っています。しかし、市の職員も住民の皆さんも、笠間は笠間、友部は友部、岩間は岩間に固まってしまう傾向があると思います。便宜上、笠間地区・友部地区・岩間地区と言っていることも壁をつくっている原因かもしれませんが、そうした意識について時間をかけて変えていきたいと考えています。
職員の育成については、人材育成基本方針を立て、私(市長)も含めて職員の育成に取り組んでいきたいと考えています。市役所に入って感じたのは、職員に研修の機会がないということです。民間では社員の研修に取り組んでいますが、人材の育成のためにはお金を使ってもいいと考えています。市民の皆さんからしっかりやっていると思われるよう、私が先頭に立って意識改革を進めていきますのでよろしくお願いいたします。



●環境保全に対する取り組みの強化について
<質問>
教育・文化の振興も大事ですが、行政として市民生活に特に重要なのは福祉と環境だと思います。私たちは友部の環境保全を目的に「ごみを考える会」を組織しましたが、笠間・岩間の人たちにも参加してほしいと思っています。今後は、マイバッグにも取り組んでいきたいと考えていますが、以前に補助金が2割削減され、今回また1割削減されては活動ができません。検討をお願いします。
<回答>
今後も予算の確保に努めてまいります。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは秘書課です。

〒309-1792 笠間市中央三丁目2番1号

電話番号:0296-77-1101 ファクス番号:0296-78-0612

スマートフォン用ページで見る