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意見等に対する市の考え方(笠間市高齢者福祉計画・介護保険事業計画(案)について)

案件名
笠間市高齢者福祉計画・介護保険事業計画(案)について
意見提出期間
平成20年12月25日(木曜日)~平成21年1月15日(木曜日)
提出方法別人数
提出方法
人数(人)
直接提出
1
郵送
0
ファックス
0
メール
0
合計
1
意見の公表
意見等の概要
意見数
市の考え方(対応)
1.P35 9 主な介護者の年齢
65歳以上の介護者が34.3%を占めるが、その中で今後(現在も含めて)、介護に問題ありとする人たちがどのくらいいるのか。その実態を把握し、対応策を検討しているのかどうか。
1
65歳以上の約14%以上の方が、要支援・要介護認定者となり、支援を要すると見込まれますので、ニーズに応えられるよう、介護保険事業を充実させていきます。
また、要介護(要支援)状態となる可能性のある高齢者(特定高齢者)の方も増加傾向にあることから、地域支援事業における介護予防特定高齢者施策を地域包括支援センターが中心となって進めていきます。
2.P35 10 主な介護者の介護に関する不安や悩みの相談先
家族や親族が43.2%を占めるが、身内だけで解決するのは限界がある。この人たちに対してどう対応していくのか検討する必要があると思う。
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地域包括支援センターを中核として、介護・保健・医療・福祉、その他の専門機関や民生委員・児童委員、地域ボランティアなどと協力し、地域で支えあい安心できる仕組みづくりを進めていきます。
3.P39(3) 地域で互いに支えあう体制の充実
地域ケア体制を中核的に推進する地域包括支援センターの充実とあるが、センターでは各地域における日常生活の実態をどのような方法で、どのくらい把握しているのか不明であり、言葉の表現だけで具体的な対応が見えない。
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地域包括支援センターでは、教室や講演会、交流活動等、市民参加型の業務を実施し、相談による実態把握のほか、情報提供を実施しております。
また、参加できない方のために、保健師等による訪問指導も必要に応じて実施しております。
地域包括支援センターは立ち上がって3年が経過したところです。引き続き、現場に根ざした地道な活動を広げ、センターが実施している業務の情報提供を積極的に行い、より多くの方が、教室や講演会へ参加できるよう呼びかけてまいります。
4.P39(4)
介護保険の適正な運営とあるが、自立した生活のための居宅サービスの充実、地域密着型サービスを具体的にどう検討しているのか見えない。
よほどしっかり実態を把握して住民の自立生活を確立する立場に立って検討しないと実のあるものにはならない。
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平成18年度及び平成19年度の実績等を参考にして、見込みを立てており、今後、事業者の参入を促しつつ取り組みを進めていきます。
5.P40 基本方針3
地域と密接に連携した高齢者福祉のシステムづくりに取り組むとあるが、現在、どこまで具体化されているのか。常に地域住民側の目線で対応していかないと実のないものになりかねない。
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民生委員・児童委員をはじめとした地域内での相談対応のほか、地域包括支援センター、在宅介護支援センター及び消費生活センター、市社会福祉協議会などの相談窓口で、様々な支援を行っています。
今後も、これらの機関の役割を周知していくとともに、連携を深めて地域住民一人ひとりのニーズに応じた取り組みを進めていきます。
6.P40 基本目標4
在宅介護希望者への居宅サービスの充実、家族介護者の負担軽減、ケアの充実は、すぐ具体的な対応が求められる言葉で表現して済む問題ではないので、よほどの覚悟で取り組むことが求められる。
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居宅サービスの充実等は、国の大きな方向性でもあります。
本計画を策定することによって、高齢者保健福祉施策及び介護保険事業が総合的かつ体系的に整理されることになりますので、これまで以上に着実に取り組んでまいります。
7.P43 圏域別・介護サービス別事業所数(平成20年4月1日現在)
この実態で利用希望者数に対応していけるのか、表からは不明。
もし、不足する場合はどんな対応策を考えているのか、要介護者を抱える家族はまったなしで介護をしなければならないし、問題を抱えていても解決のめどが立たなくても対応しなければならない事態になる。
P66の介護者への支援では十分な解決にならないと思う。
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現段階では、施設待機者もいることから、今後の利用動向と実態を踏まえながら、施設サービス及び地域密着型サービスを計画的に整備し、より多くの方のニーズに対応できるよう進めてまいります。
8.P45 1.生きがいに満ちた生活
高齢者クラブ活動や地域社会活動を通じて・・・とあるが、市は高齢者クラブの地域別分布や組織率の現状、各高齢者クラブの活動内容を、どの程度把握しているのか。各クラブでは「加入者が少ない」「活動が停滞ぎみ」など、問題も多い。
従って、加入促進(個人情報保護法との関係で対象者が分かりにくいことや就労年齢が高くなるなどの問題あり)、活動の活性化(加入したくなる活動)など、課題も多い。
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高齢者のクラブ活動においては、連合会の円滑化や単位クラブの活性化を図ることが必要です。
活動拠点となる公民館、運動公園、福祉センター「いわま」、いこいの家「はなさか」等の施設において、高齢者が活動しやすくなるように環境づくりを進めていきます。
また、市では毎年、各クラブの活動状況及び会員の加入状況を把握するとともに、地域の状況をよく把握している単位クラブの会長に、団塊世代の退職者等の新規加入を積極的にお願いしています。
また、総合老人保健センターひぬま荘主催の研修会等による単位クラブ会長の意識啓発・交流会等を実施しており、今後は、スポーツ活動や文化活動、地域交流活動等、魅力ある活動を単位クラブ・連合会等の皆さんと協議しながら行っていきたいと考えています。
9.P46~47(2) 趣味・学習活動
高齢者クラブ活動や生涯学習事業に期待とあるが。
高齢者クラブ活動の量、質の向上が必要で、そのためにも、市は助成するだけでなく、老人福祉センターあるいは地域包括支援センターが、各単位クラブの実情を把握して、その情報を利用しやすく整理し、各クラブの活動を刺激する情報の発信や活動の指導をしていく必要がある。
また、各クラブの活動の情報を交換し、交流できる会合の場を設けるなど、各クラブが活動の量も質も高めて、高齢者の生きがいや社会活動への参加を促進していけるようきっかけを作ってもらいたい。
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高齢者に役立つ情報の発信や高齢者の交流の場は、高齢者の趣味・学習活動を活性化するために必要です。
高齢者が生きがいづくりや社会活動へ参加できるよう、情報提供や機会の創出を進めてまいります。
特に、地域包括支援センターでは、支部の高齢者クラブ総会において、介護予防の観点から、シルバーリハビリ体操等の情報発信を行っております。
また、活動拠点となる各地区公民館、図書館、運動公園、福祉センター「いわま」やいこいの家「はなさか」等の施設運営の充実を図り、社会活動への参加を促進しています。
また、単位クラブ会長の研修会等を開催し、各クラブの実情や問題点について、意見交換の場を設けるなど、高齢者クラブ活動の質の向上を図ります。
10.P48 社会参加
高齢者を対象に、昔遊び指導者養成講座を開き、三世代交流や地域の子どもたちの見守りや交流に積極的に参加できるようにしてほしい。
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現在、市内14校の小学校では、高齢福祉課助成の三世代交流事業を実施するとともに、教育委員会による地域住民・高齢者を取り込んだ特色ある学校づくりをしており、高齢者の社会参加促進を図っています。
11.P49 健康づくり
基本健康診査受診率45%は問題なのかどうか。問題だとすれば、受診促進のための対策が必要だと思う。
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基本健康診査受診率の実績は、水戸保健所管内の他市町村に比べて、おおむね平均的な受診率です。
受診率は、高いほうが望ましいものであることから、今後も受診促進の働きかけを続けていきます。
12.P50 健康教育
市の企画も地域で組む企画も参加者が少ない。呼びかけても無関心な市民が多い。
どんな対策が必要なのか工夫を要する。
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無関心な方をより多く呼び込めるよう、引き続き各種企画の大切さを周知していきます。
また、企画への参加経験者がキーパーソンとなり、参加なさっていない方に口コミで情報が伝わるよう、それぞれの企画の中でも、参加者自身に地域の方々へ参加した良さや経験談を話していただくよう、働きかけていきます。
13.P52 介護予防事業
施策への年度別参加者数がこの程度で目標が達成できるのかどうか、具体的には分からない。
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参加者数は目標値です。現状は記載した参加者数を下回っているところであり、平成21年度以降の参加者数の目標を達成できるよう、講座や事業を周知し、参加を呼びかけていきます。
14.P54 介護予防一般高齢者施策
よほど綿密な計画・対応策がないと実現は難しいのではないか。高齢者クラブの活用も具体化する必要があると思われる。



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介護予防一般高齢者施策は、地域支援事業に位置づけられており、自発的な介護予防を進めていただくために、主に相談や教室を利用した介護予防の普及、パンフレット等を利用した情報提供を行っていくものです。
各地域の高齢者クラブでは、既に、介護予防を目的とした相談事業や健康教室を実施しているところです。実施する主体が保健センターや委託事業者であっても、介護予防一般高齢者施策に含まれています。
また、地域支援事業に限らずとも、広義の自発的な介護予防には、高齢者クラブ活動も含まれるものであり、高齢者が生きがいづくりや社会活動へ参加できるよう、取り組みを進めます。
15.P59 福祉サービス
施策に具体的な内容がないが、これで地域で支えあう仕組みができるのだろうか。
施策項目・実施事業等は個人対象であり、地域での支え合いを定着拡大していくことにはならない。地域の実情を把握しながら、住民お互いの支えあいを推進するために地域包括支援センターが関わりを持たなければならないと思う。
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地域の支え合いを推進するため、趣味・学習活動及び社会活動の施策を展開していくとともに、地域包括支援センターによる介護予防一般高齢者施策、総合相談支援・権利擁護業務などを充実し、様々な形で総合的に取り組んでいきます。
16.P67 充実した介護生活
利用者の立場に立った「質の高い介護サービスの提供」は、実際の現場では難しい。職員にその気持ちはあっても、思うようにいかないジレンマがある。
対象者の生きる意欲や生きがいを引き出す介護サービスが求められているが、経費面、人数面からも実態は厳しい状況にある。
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介護保険利用者調整会議等の機会を利用しながら、職員のジレンマの解消を図るとともに、常に新しい情報提供を行い、事業者や職員の働きやすい環境づくりを支援していきます。
17.計画を通して感じるのは、地域福祉を推進する上で、社会福祉協議会の事業は大きな役割を占めると思うが、その位置付けが明確でないように思われる。
ボランティアの活動も含めてもっと関連付けがあってしかるべきだと思われる。
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本計画は、「笠間市地域福祉計画」との関係性を持つもので、高齢者保健福祉に関する記載を主体とした計画で、社会福祉協議会との連携については、各所で明記しております。
また、社会福祉協議会では、市の関係各課とともに、「地域福祉活動計画」(平成22年策定予定)を策定中であり、策定後は、当該計画と高齢者・障害者・児童・社会福祉などを包含した市の「地域福祉計画」により、行政と社会福祉協議会が協働しながら、地域福祉を推進するための取り組みを深めてまいります。
18.高齢者クラブの活動が期待されるレベルまで向上するよう市でも意識して育成するよう心がけてもらいたいと思う。
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市としては、高齢者クラブの方々に、自主的な事業の企画、立案及び運営ができるよう助言・育成に努めており、今後も更にクラブ活動の向上を目指します。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせは秘書課です。

〒309-1792 笠間市中央三丁目2番1号

電話番号:0296-77-1101 ファクス番号:0296-78-0612

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